うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、6月18日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
米Microsoftは6月20日(現地時間)、Windows InsiderのPreviewチャネルで「Windows 11 Build 22621.1926(KB5027303)」をリリースした。このビルドは、5月に発表されたWindows 11の更新プログラム(Moment 3)が有効になっている。
Moment 3自体は、Insider Previewに参加していなくてもオプションの非セキュリティ更新プログラム(KB5026446)として適用できる。特に問題がなければ、次回の月例更新で一般提供される。
Moment 3で追加された主な機能は下記の通り。
この他にもさまざまな機能が追加されている。
米Intelは6月19日(現地時間)、ドイツ連邦政府と共同でドイツ・マクデブルクに計画されている最先端のウェハー製造拠点に関する合意文書に署名を行った。この合意には、同生産拠点への投資拡大が含まれており、欧州初となる2つの半導体製造施設(ファブ)への投資額は300億ユーロ(約4兆6922億円)を超える。
Intelは2022年11月、このプロジェクトのための土地を取得し、欧州委員会による奨励金の承認後、4〜5年で生産を開始する予定となっている。
シリコン・ジャンクション(Silicon Junction)と呼ばれるこの施設は、当初想定されていたものよりも先進的な技術を導入する予定で、ドイツ国内および欧州の他の技術革新・製造拠点との接続点として機能し、テクノロジー業界全体のサプライヤーや企業の幅広いエコシステムの発展を促進するとしている。
なお、シリコン・ジャンクションは、第1期工事で7000人の建設雇用を創出する他、常用で約3000人のハイテク雇用を見込んでいる。さらに業界のエコシステム全体では、数万人の追加雇用を創出する見込みだ。
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