うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、7月9日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
米Intelが、小型PCのNUC(Next Unit of Computing)事業への直接投資を停止すると発表した。事実上、NUC事業からは撤退するものとみられる。
海外メディアのServeTheHomeが最初に報じた。その後、The Vergeに寄せれらた声明によると、NUC事業への直接投資を停止し、エコシステム・パートナーがNUCのイノベーションと成長を継続できるように戦略の転換を決定したという。Intel自身はNUCの製造や販売から手を引くが、パートナー企業のNUC事業は引き続きサポートすると見てよさそうだ。
Intelの2023年第1四半期の決算では営業利益が前年同期比で36%減少し、28億ドルの損失を計上していた。4月にはサーバ事業を台湾のMitacに譲渡すると発表しており、事業の整理を進めている。
米Microsoftは7月11日(現地時間)、現在サポートしているWindows 11およびWindows 10の全てのバージョンに対し、7月度のセキュリティ更新プログラムをリリースした。
Windows 11 22H2向けは「KB5028185」、Windows 11 21H2は「KB5028182」、Windows 10 22H2/21H2は「KB5028166」、Windows 10 1809は「KB5028168」となる。
この更新プログラムでは、CVE番号ベースで130件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応している。このうち、深刻度が「Critical(緊急)」と評価されているのは以下の9件だ。
以下の5件は深刻度こそ「Important(重要)」だが、既に悪用の事実が確認されている。
Windows 11 22H2向けには以下の新機能も追加されている。
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