米Metaは7月13日、FacebookとInstagramでアカウントが示す人物と所有者が同一の本物であることを示す認証バッジを付与する「Meta認証」の提供を開始した。月額1592円(モバイルアプリからは1990円、いずれも税込み)のサブスクリプションとなっている。
FacebookとInstagramでサブスクリプションを共有することはできず、どちらにも認証バッジを表示したい場合には、別々に加入する必要がある。
Meta認証は、2月にオーストラリアとニュージーランドでテストが開始されていたサービスだ。サブスクリプションに加入し、公的機関が発行する本人確認書類を提出すると、認証済みであることを示す青いバッジがプロフィール名の横に表示される。なお、本人確認のために、プロフィール名とアイコン写真が本人確認書類と同一のものである必要があるとのことだ。
この他、サブスクリプションに加入することで以下のメリットが得られる。
なお、公人、著名人、有名人、ブランドとして特定の要件を満たしており、既に認証バッジを取得しているInstagramあるいはFacebookのアカウントについては、今後も無料で認証バッジを維持できるという。また、現在Meta認証を利用できるのは、利用資格を満たした個人またはプロフェッショナルプロフィールのクリエイターのみで、ビジネスプロフィールは対象外となっている。
調査会社の米IDCは7月10日(現地時間)、2023年第2四半期における世界のPC出荷台数に関するレポートを公開した。第2四半期のPC出荷台数は前年同期比で13.4%の減少だった。6四半期連続のマイナス成長になった。
PC出荷台数上位5社の中では、米Appleのみ前年同期比で10.3%のプラスとなっている。ただし、Appleは2022年の第2四半期に新型コロナウイルス感染症の影響でサプライチェーンのシャットダウンによる供給不足に見舞われていた。このため、前年同期比では有利に働いている。
IDCのRyan Reith氏は「企業は2020年や2021年のような供給不足に陥ることを恐れており、今後見込まれる市場の回復に大きく掛けることをちゅうちょしている。そもそもの生産台数も絞っている」と指摘する。また、消費者はパンデミック前の習慣に戻りつつあり、PCよりもスマートフォンを好むともしている。このため、PC市場の回復にはもうしばらく時間がかかりそうだ。
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