うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、7月2日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
米Intelが、将来のIntelプロセッサに搭載する可能性のある拡張命令や機能に関するドキュメント「Intel Architecture Instruction Set Extensions and Future Features」を更新した。次世代CPU「Arrow Lake」「Lunar Lake」(いずれも開発コード名)についての拡張命令を追加している。
Arrow Lakeは、2024年にリリースが予定されている次世代CPUだ。現行の第13世代Coreプロセッサ「Raptor Lake」の後継として、2023年後半に第14世代となる「Meteor Lake」がモバイル向けにリリース予定となっているが、Arrow Lakeはその後継の第15世代となる。Lunar Lakeはさらにその次のモデルになる。
公開された情報によると、Arrow LakeとLunar Lakeは「CMPCCXADD」「AVX-IFMA」「AVX-NE-CONVERT」「AVX-VNNI-INT8」などの演算命令に対応することが分かる。これらはいずれも「Intel Advanced Vector Extensions(AVX)」に関連するものだ。
なお、このドキュメントでは、Meteor Lakeの拡張命令については記述されていない。
米Microsoftは7月5日(現地時間)、Windows 10/11向けのユーティリティーアプリ「PowerToys」の最新版(バージョン0.71.0)をリリースした。
本バージョンでは、エクスプローラーで選択したファイルをプレビューできる「Peek(プレビュー)」機能が改善され、新たにアーカイブファイル(ZIPやRARなど)もプレビューできるようにった。
Peek(プレビュー)はバージョン0.70.0で追加された機能だ。エクスプローラーでファイルを選択し、「Ctrl + Space」でそのファイルをプレビューできる。今回、アーカイブのプレビューに対応し、アーカイブ内のファイル構造を確認できるようになっている。
また、Escキーでウィンドウを非表示にする機能や、常に非管理者で実行する設定を追加(デフォルト設定)など、多数の修正が行われた。
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