文部科学省が小中高向けの生成AIガイドラインを暫定公開/「TweetDeck」の新バージョンで事実上の有償化週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)

» 2023年07月09日 06時00分 公開
[山本竜也ITmedia]

「TweetDeck」の新バージョンで事実上の有償化

 米Twitterは7月4日(現地時間)、公式クライアント「TweetDeck」の新バージョンをリリースした。2022年7月に公開を始めていたプレビューバージョンを全てのユーザーに展開したことになる。これに伴い、TweetDeckを利用するには30日以内に認証ユーザーになる必要があることも明かされている。

 事実上、TweetDeckはサブスクリプションサービス「Twitter Blue」の加入者限定サービスになる。

photo TwitterはTweetDeckの新バージョンをリリース、有料サービス加入者専用になると発表した

 TweetDeckのプレビューバージョンは、これまでも一部ユーザーに配信されていた。対象となったユーザーはプレビューバージョンを利用するか、気に入らなければ旧バージョンに戻せた。しかし、現在は旧バージョンは利用不可となっており、新バージョン(プレビューバージョン)を使うしかない。

 あまりに急な移行に感じるが、Twitterは7月1日から「極端なレベルのデータスクレイピング」に対応するためとして、一時的な閲覧制限を設けていた。この対応の一環として、旧TweetDeckが利用していた古いAPIを削除したため、プレビューバージョンに移行せざるを得なかったという見方もある。

 TweetDeckを利用するためには、30日以内に認証を受ける必要がある。サブスクリプションのTwitter Blueに加入し、電話番号認証などを行うと認証ユーザーになれる。つまり、今後はTwitter Blueの加入ユーザー以外はTweetDeckを利用できなくなる。

 Twitter Blue加入から認証ユーザーになるまでに数日のラグがあるので、TweetDeckを使い続けたい場合には早めにBlueに加入した方がよさそうだ。

Googleの「Fact Check Explorer」が画像検索に対応(β版として)

 米Googleは6月29日(現地時間)、同社が提供する「Fact Check Explorer」に画像のファクトチェック機能をグローバルβ版としてリリースした。

photo GoogleのFact Check Explorerが画像検索に対応した。グローバルβとして展開されている

 Fact Check Explorerは、GoogleのClaim Review Mark upの仕組みを利用したファクトチェックツールだ。これまでテキストベースでのファクトチェックには利用できたが、画像のファクトチェックが難しいとの声が出ていたという。

 例えば、その画像を以前に他の人がファクトチェックを行ったかなどを簡単に確認する方法がなかった。

 こうした声を受け、β版では任意の画像をアップロードするか、画像のURLを入力することで、その画像のファクトチェックが行われているかどうかを確認できるようになっている。これで世界中にある画像のファクトチェックプロセスを迅速化できるとしている。

 なお、画像検索は招待制のβ版のため、テストに参加するには登録が必要となっている。

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