スリムなボディーは、パキッとしたホワイト(ムーンライトホワイト)のカラーとビルドクオリティーの高さが印象的だ。実際に持って見ると、ソリッドな剛性感があり、それでいて手当たりはマイルドで皮脂なども付きにくい。カジュアルなイメージの中にもさりげない上質感がある。
ボディーのサイズは、約312(幅)×227mm(奥行き)×19.5〜22.61mm(高さ)mmで、左右のベゼル幅が約4.7mmというスリムベゼルデザインを採用している。画面占有率も91%と高く、最近の製品らしい洗練された雰囲気がある。
ボディーの重量は約1.72kgだ。常時持ち運ぶには重いが、たまに持ち運ぶには苦にならない。
バッテリー容量は76Whで、公称駆動時間は約8.6時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)だ。ハイスペックなパフォーマンスを実現できるだけに、標準のACアダプター(240W仕様)はかなり大型だ。これを持ち運ぶのは厳しいが、本製品はUSB PD(Power Delivery)に対応するType-C(USB4 Gen 3x2対応)ポートを備えているため、USB PD対応のACアダプターやモバイルバッテリーなどを利用できる。
なお、MOMAN製のUSB PD(45W)対応モバイルバッテリーを接続してみたところ、PD電源として認識された。Armoury Crateユーティリティーの「Turbo」モードがグレーアウトして選べなくなったが、それ以外は特に問題なく利用できた。
トップカバーには独自のビジュアル演出を実現するLEDライティング機能「AniMe Matrix」を搭載している。トップカバーに多数のLEDを搭載し、アニメーションやテキストをドットイメージで表示できる、同シリーズではおなじみのギミックだ。
表示する内容は、プリインストールの「Armoury Crate」ユーティリティーで設定できる。アニメーションやテキストを表示できる「アニメーション」、再生中のオーディオのイコライザやトラック名を表示する「オーディオ」、バッテリー残量や時計、日付などを表示する「システム」の3つのモードの他、バーチャルペットを表示させて楽しめる。
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