Appleは9月13日(日本時間)、スマートウォッチの新モデル「Apple Watch Ultra 2」「Apple Watch Series 9」「Apple Watch SE」の一部のケースとバンドの組み合わせにおいて、同社初のカーボンニュートラル製品となることを発表した。対象製品のパッケージには、カーボンニュートラルのロゴが添付される。
これは2030年までに、同社製品をカーボンニュートラルにするという目標「Apple 2030」に向けて、重要なマイルストーンであるとした。現在、グローバルサプライチェーンの脱炭素化がさらに進展し、300社以上のメーカーが2030年までにApple製品の製造に100%クリーンエネルギーを使うことを確約していることも明らかにした。
米国/ヨーロッパ/アジアの50社以上のサプライヤーが新たに確約を表明し、Appleのサプライヤークリーンエネルギープログラムの最近の成長を後押ししたという。これは現在、Appleの直接製造費の支出先の90%以上に相当するとのことだ。
同社の環境およびサプライチェーンイノベーション担当バイスプレジデントであるサラ・チャンドラー氏は、「記録的な気温や破壊的な暴風雨を経験する中、私たち全員が、炭素排出量を削減し、気候変動による最悪の影響から守ることに対して差し迫った責任を負っています。Appleは、カーボンニュートラルな未来に向けた進展を推し進める中で、これほど多くのサプライヤーが行動を起こしていることを誇りに思います」とコメントした。
先進的な製造技術分野で新たに確約を表明したパートナーには、米国のSkyworks Solutions、Analog Devices、Cirrus Logicおよびその他の企業と、日本のルネサスエレクトロニクスが含まれている。
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