米Googleは10月2日(現地時間)、ChromeOSを搭載する「Chromebook」において、一定のスペックやソフトウェアを搭載し、価格が399ドルからといった基準をクリアした製品を取りそろえる製品カテゴリー「Chromebook Plus」を導入する発表した。購入を検討する人にとって、Chromebook製品を選びやすくさせる狙いだ。
Chromebook PlusをうたうChromebook製品は、プロセッサが「第12世代Intel Core i3以降、またはAMD Ryzen 3 3700シリーズ以降」、メモリが8GB以上、ストレージは128GB以上、Webカメラは1080p以上でノイズ低減機能付き、ディスプレイはIPS液晶のフルHD(1920×1080ピクセル)、またはそれ以上のスペックを搭載している。
さらにビデオ通話で使える背景ぼかし機能、音声のノイズキャンセルなど、Google Meetのプレミアムで提供している機能もOSに組み込んだ。
Google フォトアプリでは、写真から不要な被写体を消せる「Magic Eraser(消しゴムマジック)」やHDR効果、背景ぼかし機能など、PixelスマートフォンやGoogleの有料プラン契約ユーザー向けに提供している機能も標準搭載する。
あわせて「Adobe Photoshop」「Adobe Express」「LumaFusion」といったクリエイティブアプリが「快適に動作する」(Google)と明記している。Chromebook Plusを購入すると、Adobe PhotoshopとAdobe Expressの3カ月間プランが付属する。LumaFusionも25%引きで入手できる。
Chromebook Plusの製品は、台湾Acer、台湾ASUSTeK Computer、米HP、米Lenovoから計8製品が登場する。米国での発売は10月8日から。
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