米Microsoftは10月3日(現地時間)、OpenAIの画像生成AI「DALL-E3」が「Bing チャット」および「Bing Image Creator」で使えるようになったと発表した。誰でも無料で利用できる。
DALL-E3は、9月に発表された画像生成AIで、次のような特徴を持っている。
ただし、生成AIによるリアルな画像はさまざまな議論の対象にもなっている。このため、Bing Image Creatorでは、生成した全ての画像にC2PA仕様の電子透かしを付与する。また、有害または不適切な画像を削除するコンテンツモデレーションシステムも導入されている。
米Mictosoftは9月29日(現地時間)、Microsoft Teamsに9月に実施したアップデート内容のまとめを公開した。Teams Phoneの共有機能やウェビナーのオンデマンド公開機能などが追加されている。
主な新機能は下記の通り。
ウェビナー終了後、主催者は録画ファイルをオンデマンドで視聴するためのリンクを含む電子メールを参加者に自動的に送信できる。公開された動画はオンラインイベントページでホストされる。
管理者は、グループ共有の電話番号と通話プランを使用して、公衆交換電話網(PSTN)通話を発着信できるように設定できる。これにより、外部連絡先との接続頻度が低いユーザーに対して、通話を可能にする手段を提供できる。
新規および既存のチームで、最大1000の標準チャネルまたは共有チャネルを作成できるようになった。
1対1やグループチャットではすでにビデオクリップメッセージを記録して送信できたが、背景をぼかしたり音声のみのクリップを録画したりもできるようになった。
TeamsのPlannerタスクでリッチテキストノートが利用可能になった。タスク作成時にツールバーから太字、斜体、下線付き、色、フォントサイズなどのスタイルを適用できる。また、箇条書きリストやリッチテキストリンク、インデント、表も利用できる。
この他、「クロスクラウドゲストが豊富なコラボレーションエクスペリエンスに参加可能になる」「別のMicrosoftクラウドでホストされている会議のホームテナントアカウントにサインインしたまま参加できるようになる」「新しい共同アプリの追加」など、多数の新機能が追加されている。
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