Appleは10月31日、M3チップを搭載した新型「iMac」を発表した。日本では同日から予約を受け付け、11月7日に発売する。価格は19万8800円(税込み、以下同)から。
24型の4.5K Retinaディスプレイ(4480×2520ピクセル、218ppi)を搭載したオールインワン型Mac。新たに開発した8コアCPU、最大10コアGPUのM3チップを搭載し、M1チップを搭載したiMacに比べて処理性能は最大2倍高速になったという。メモリは最大24GB、ストレージは最大2TBまで搭載できる。
M3チップにより、SafariやMicrosoft Excelなどの処理が最大30%、ゲームのフレームレートは最大50%高速になるという。他にも具体例として「最大12ストリームの4Kビデオを編集および再生」「Final Cut ProおよびAdobe Premiere Pro でビデオプロジェクトを最大2倍の速さで制作」「Adobe Photoshopなどのアプリで写真を最大2倍高速に処理」を挙げている。
他にM1搭載iMacからの変更点として、ワイヤレス機能はWi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応した。
本体にThunderbolt/USB 4ポートを2基搭載する、最もベーシックなモデル「8コアCPU/8コアGPU/ストレージ256GB/メモリ8GB」は19万8800円から。
2基のThunderbolt/USB 4ポートに加えて、USB 3ポートを2基、ギガビットEthernet、Touch ID搭載Magic Keyboardが付属する上位モデル「8コアCPU/10コアGPU/ストレージ256GB/メモリ8GB」は23万4800円から。いずれもメモリやストレージをカスタマイズ可能だ。
1080p対応のFaceTime HDカメラやディスプレイ、各種インタフェースなどの主な仕様に変更はない。カラーバリエーションもこれまでと同じ全7色(ブルー、グリーン、ピンク、シルバー、イエロー、オレンジ、パープル)。
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