米Amazonは11月16日、同社のタブレット「Fire Max 11」で「Alexaを視線で操作」が利用可能になったと発表した。
「Alexaを視線で操作」は、タブレット上のAlexaを目の動きで操作できる機能。米国では9月に発表していた。Fire Max 11上で設定を完了すると、画面上に複数のタイルが表示され、特定のタイルを目の動きで選択することでAlexaを通じて音楽やビデオなどのエンターテインメントコンテンツの再生やニュースの読み上げ、事前に設定した定型アクションの実行、スマートホーム製品の制御などを行えるようになる。
初期設定では、天気やニュースの読み上げ、音楽の再生など10個のタイルが表示され、カスタマイズも可能だ。
タブレットのカメラでユーザーの目の動きを追跡するため、初期設定でキャリブレーションが必要だ。また、使用距離は50〜60cmで、メガネを掛けている場合は認識精度が落ちる場合があるとしている。
米Valveは11月10日(現地時間)、ゲーミングデバイスの新モデル「Steam Deck OLED」を発表した。同日公開されたローンチトレーラーの撮影に、照明代わりとして大量のSteam Deck OLEDが使われていたとValve社員のジェイク・ロドキン(Jake Rodkin)氏がMastodonへの投稿で明らかにした。
球状のフレームにSteam Deck OLEDを大量に取り付け、中央に配置したメインデバイスを照らす照明として利用していた。Steam Deckで動作しているSteam OSはLinuxベースなので、撮影にあたり既存のソリューションを多数使用できたとしている。
具体的には、配信アプリのOBSとネットワーク上に映像を低遅延で同期して送受信できるNDIプラグインを使用したとのこと。NDIはプラネタリウムなどでも利用されており、複数のSteam Deck OLEDを個々に同期する必要がなく、全体がリアルタイムに動作させられる。
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