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今PCを買うなら「AI PC」にしようと決めた理由 【実用レビュー 第1回】日本HPの「Envy x360 Laptop」を使い始めたワケロードテスト(2/2 ページ)

» 2024年08月17日 07時00分 公開
[田中宏昌ITmedia]
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思わぬところでへたりが見えてきた仕事用PCをリプレース

 かなり快適に使えそうなこのEnvy 360を、何に使おうかと思案していたところ、2022年から仕事で利用しているNECパーソナルコンピュータの14型モバイルPC「LAVIE NEXTREME Carbon」(PC-XC950DAG)が突然の不調を来した。

日本HP Envy x360 Laptop 14-fc インテル 14型ノートPC Copilot+ PC Core Ultra AI PC 愛用してきたNECパーソナルコンピュータの14型モバイルPC「LAVIE NEXTREME Carbon」(XC950/DAG)。ボディーカラーはペールゴールドだ
日本HP Envy x360 Laptop 14-fc インテル 14型ノートPC Copilot+ PC Core Ultra AI PC キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.5mmあり、カーソルキーも十分なサイズがある
日本HP Envy x360 Laptop 14-fc インテル 14型ノートPC Copilot+ PC Core Ultra AI PC 14型で1920×1200ピクセル表示に対応した液晶ディスプレイを備える

 これまで、外出時はほぼこのPCを利用していただけに、バッテリーがへたったのか、液晶ディスプレイの輝度が落ちてきたのかと思うかもしれないが、今回のへたりポイントは「タッチパッド」だ。

 タッチパッドのコーティングが剥がれてしまい、タッチパッドを操作するとカーソルが動かなかったり、逆にワープしたりするような状態になってしまったのだ。ノートPC利用時はマウスを常用している人も多いが、持ち歩く荷物を1つでも減らしたい筆者の作法には反してしまう。

日本HP Envy x360 Laptop 14-fc インテル 14型ノートPC Copilot+ PC Core Ultra AI PC 長年利用してきた「LAVIE NEXTREME Carbon」で、最初にへたったのはタッチパッドだった。写真では分かりにくいが、タッチパッドの中央部分とスペースバーの一部が変色している

 そうはいうものの、LAVIE NEXTREME Carbonはカーボン素材を採用することで1kgを切る軽さと、長時間駆動を両立させたモデルだ。いくら最新モデルとはいえ、リプレースする価値はあるのだろうか。

 とはいえ、もはや背に腹はかえられない状況だ。まずは実戦投入すべし! ということで次回は実戦投入して分かったことに触れていきたい。

モデル名 Envy x360 Laptop 14 LAVIE NEXTREME Carbon
CPU Core Ultra 7 155U(12コア14スレッド/最大4.8GHz) Core i7-1195G7(4コア8スレッド/最大5.0GHz)
メモリ 32GB(LPDDR5) 16GB(LPDDR4X)
ストレージ 1TB SSD(PCI Express 4.0接続) 512GB SSD(PCI Express 4.0接続)
GPU Intel Graphics(CPU内蔵) Intel Iris Xe Graphics eligible(CPU内蔵)
ディスプレイ 14型有機EL 14型IPS液晶
画面解像度 2880×1800ピクセル 1920×1200ピクセル
Webカメラ 約500万画素(Windows Hello対応) 約200万画素(Windows Hello対応)
無線通信 Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax) Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)
ボディーサイズ 約313(幅)×218(奥行き)×16.9(厚さ)mm 約313(幅)×218(奥行き)×17.5(厚さ)mm
重量 約1.39kg 約937g
バッテリー駆動時間 約10時間30分(MobileMark 25) 24時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)
OS Windows 11 Home(バージョン23H2) Windows 11 Home
価格 26万4000円 28万円前後(発表当時)

(製品協力:日本HP

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