70%キーボードでも「REALFORCE RC」の質実剛健さは健在で魅力的 2画面PCとの組み合わせも最高です「目指せ↑ワンランク上の仕事術」デジモノ探訪記(2/3 ページ)

» 2024年10月18日 12時00分 公開
[石黒直樹ITmedia]
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本体がコンパクトなだけで、REALFORCEです

 このREALFORCE RCを使い始めたところ、良い意味で「REALFORCEですね」としか感想が出てきません。70%キーボードとコンパクトになってはいますが、キーピッチの幅が狭くなるということもなく、キー荷重も30gと45gタイプが選択でき、キー配列も日本語と英語があります。

photo フルサイズのREALFORCEと並べて。カーソルキーなど多少詰め込まれていますが、キーピッチは同じです

 70%というサイズでコンパクト化すると言いつつも、何が何でも小さくするのではなく、例えばファンクションキー回りはしっかりとスペースが確保されています。こうした隙間がないと、画面から目を離さず入力するタッチタイプ時に困惑してしまいますからね。

 また、現時点でMac用モデルはありませんが、設定を変更すればmacOSでもちゃんと使えます。あくまでキー印字などの問題です。

photo さすが、実用面もしっかりと考えられたものだと感じます

 専用ソフトウェア「REALFORCE CONNECT」も使用できます。各種設定やキーの書き換えなどが可能です。

photo 専用ソフトで、さまざまな設定が可能です

 RALFORCEをお使いの方であれば、使い勝手はサイズが変わっても「あの感じね」と思っていただいてよいかと思います。

電源は内蔵バッテリーに変更 若干気になった点も

 REALFORCEは電源に単三形乾電池を使うのが常でしたが、RC1はリチウムイオンバッテリーを内蔵しています。1回の満充電で約1カ月利用できるとのこと。充電式になったのは良しあしありそうですが、私の使い方からすると充電式の方が快適です。

 長期間に渡る利用を前提とすると、バッテリーの“へたり“は気になるかもしれません。

 最初に通電する際、USBケーブルで接続する必要があります。付属のUSBケーブルはコネクターがUSB Standard-Aなので、USB Type-Cポートしかないデバイスで使う場合は変換アダプターが必要になります。

photo USB Standard-Aか、USB Type-Cか、製造側も悩ましい問題かもしれません。なお、キーボード本体側はUSB Type-Cです

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