今回、私がRC1を購入しようと思った理由は「出張時の利用」です。出先でがっつり業務を行うフルリモートのような働き方をする場合、筆者が持ち運ぶのがWindowsノートPC「Zenbook Duo」です。
Zenbook DuoはMacBook Proと重さが大差ないにもかからず、本体に2画面を内蔵しているユニークなモデルです。ある程度しっかりと仕事をする際は、2画面が欲しくなりますが、今まではモバイルディスプレイを持ち歩いていました。
Zenbook Duoはイロモノの製品というわけではなく、CPUなどのスペックも必要十分と判断し、発売直後に入手して外出時のメイン機として利用しています。
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このZenbook Duoは本体からキーボードを分離して使えるのですが、どうしても本格的なキーボードより使用感が劣ります。薄いですし、分離した状態でトラックパッドを使うのも微妙に使いづらい感覚があり、別途マウスを持ち歩いています。
この状態でもそれなりだとは思っているのですが、数日間連続して使っていると、やはりキーボードの質が気になり、「もう少しなんとかならないかなぁ……」と感じていました。たとえ小型であっても、中途半端な質のキーボードだとわざわざ持ち運ぶ気がしません。
そこで、「REALFORCEの小さいものを……」と考え、テンキーレスモデルを以前に購入したことがあるのですが、持ち運びには大きすぎました。HHKBも考えましたが、やはりキーが少ないのがネックでした。
そんなこんなで諦め、もう検討すら忘れてしまっていたのですが……そうです、今回のRC1がピタリとハマりました。
ディスプレイとキーボードが分離するZenbook DuoとRC1の組み合わせは利点が多いのです。私は使いにくいタッチパッドではなくマウスを使います。純正キーボードにあるトラックパッド部分は私にとって不要です。RC1を使うことで、このトラックパッド分を省スペース化することができ、よりコンパクトな環境で快適なリモートワーク環境が構築できるのです。
RC1自体は617g(実測)と軽いわけではありませんが、Zenbook側のキーボード(実測で312g)を持ち運ぶ必要がなくなることを考えれば、許容範囲です。
さて、RC1の持ち運びを考えたときに欲しくなるのが収納ケースです。キーボード本体への傷も気になりますが、カバンに入れた時に他の物への傷も気になります。ピッタリと合った純正ケースが欲しいところです(発売も検討されているようですが)。
そして、こうした高級キーボードの厚さ(高さ)に必要となるのがリストレストです。一般的な製品を選択すればいいのですが、やはり純正のピッタリサイズが欲しくなります。
もちろんこれらを持ち歩くと荷物が増えることになりますが、快適さを考えると是非とも欲しいところです。
フルサイズ、テンキーレス、そして今回の70%モデル──REALFORCEのクオリティーをどんなシーンでも利用しやすくなりました。
私は、先ほど紹介したZenbook Duoとの組み合わせで完全にハマりました。これからは出張先でも快適な環境が構築できそうです。
(製品協力:東プレ)
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