Windows 11 2024 Updateの開発者向けInsider Previewで「リコール」機能のテスト Snapdragon X搭載Copilot+PCが対象

» 2024年11月25日 14時35分 公開
[井上翔ITmedia]

 Microsoftは11月22日(米国太平洋時間)、Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)の開発者向けInsider Previewを「ビルド26120.2415」に更新した。このビルドでは、Snapdragon Xシリーズを搭載するArmアーキテクチャの「Copilot+ PC」において、新機能「リコール」がプレビュー(テスト)実装されている。

 なお、Intel/AMD製CPUを搭載するIntelアーキテクチャのCopilot+ PCについては、今後の更新でリコール機能をテスト実装する予定で、本ビルドに更新しても利用できない。また、要件を満たしていても言語設定や利用している地域によってはテストできない場合もある。

リコール機能 Windows 11 2024 Updateにおける目玉機能の1つ「リコール」がようやく開発者向けInsider Previewにおけるテスト段階に(画像はブログエントリーより:以下同様)

「リコール」の概要

 リコールは、ユーザーの操作を要所要所でスナップショット(スクリーンショット)として記録し、プロンプト(短い文章)を使って操作したファイルやアプリを探せる機能で、Windows 11 2024 UpdateにおいてCopilot+ PC(新しいAI PC)限定の機能として実装が予定されていた。

 しかし、機能が機能だけにプライバシーへの懸念の声が相次いだことから、プレビュー公開も延期されてきた。

リコール機能 リコール機能のイメージ

 今回のプレビュー実装では、リコールと組み合わせて使う「コントロール」という新機能も合わせて提供される。これはタスクトレイにアイコンとして表示される新アイテムで、リコールで保存されたスナップショットをサッと確認できる他、リコール機能の一時停止なども行える。

 また、リコール機能で保存されたスナップショットを削除する機能や、削除したスナップショットに関連するURLやアプリについて、以降のスナップショット対象から外すように指示する機能も実装される。

コントロール機能 タスクトレイのアイコンから直近のスナップショットを確認したり、リコールを一時停止したりできるようになった
スナップショット スナップショットを削除する機能も実装される
設定 リコールに関する設定は「プライバシーとセキュリティ」内にある

リコール機能を試す方法

 リコール機能を試すには、以下の条件を全て満たす必要がある。

  • Snapdragon Xシリーズを搭載するCopilot+ PCを使っていること
    • IntelアーキテクチャのCopilot+ PCは今後の更新でプレビュー提供する予定
  • MicrosoftアカウントまたはMicrosoft Entra IDで「Windows Insider」に登録していること

 上記の条件に当てはまるPCでは、以下の設定をすることでリコール機能を試せるようになる。

  1. 設定を開く
  2. 「Windows Update」をクリック
  3. 「Windows Insider Program」をクリック
  4. 「使用を開始する」をクリック
  5. Windows Insiderに参加しているMicrosoftアカウント/Microsoft Entra IDを選ぶ
  6. Insiderチャネルとして「Devチャネル」を選んで「続行」をクリック
  7. 注意事項(英語)をよく読んで「続行」をクリック
  8. 「続行」をクリック
  9. PCを再起動する
  10. 再起動が完了したら、Windows Updateで更新をチェックしてインストールする

 なお、Insider Programの適用を中止する場合は、基本的に「次のバージョンアップでやめる」という選択肢となる。すぐに製品版に戻したい場合は、OSのクリーンインストール(またはリカバリー)が必要となるので、事前に「インストールメディア」または「回復ドライブ(リカバリーメディア)」を作成しておく必要がある。そのため、事前にデータのバックアップを取っておくことをお勧めする。

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