Microsoftが、Microsoft Entraアカウントユーザー向けに2025年1月中旬から「Microsoft Copilot」の名称を「Microsoft 365 Copilot Chat」に変更すると発表した。あわせて、Microsoft 365アプリの名称もMicrosoft 365 Copilotに変更される。
なお、Microsoft 365 Copilotという名称は法人向けMicrosoft 365で使われる有料サービスの名称として既に利用されている。Entraユーザー向けには、これとは別のサービスとしてMicrosoft Copilotが無料で提供されているが、この名称がMicrosoft 365 Copilotに変更になる。
ただし、一般法人向けのMicrosoft 365 CopilotとEntra向けのMicrosoft 365 Copilotは別のサービスだという、少々ややこしい状況になってくる。
それに伴い、URLが「M365Copilot.com」に変更される。Microsoft 365のアプリアイコンも、11月に行われた年次カンファレンス「Ignite」で発表された新しいアイコンに更新される。現状、Entraユーザー向けが先行する形だが、将来的には一般ユーザー向けにもこれらの変更が行われるはずだ。
Googleは12月20日、「Gemini 2.0 Flash Thinking」モードを発表した。回答の一部としてモデルが行う「思考プロセス」を生成するようにトレーニングされた試験運用版モデルとなっている。
Thinkingモデルは、Gemini AI StudioとGemini APIで利用できる。Gemini AI Studioなら無料で簡単に試すことができる。例えば「円周率が3.05よりも大きいことを証明せよ」という問題を与えた場合、「Thoughts」セクションを展開すると、なぜその解答に至ったのかを確認できる。
なお、Thinkingモードは実験的なモデルのため、以下のような制限がある。
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