「Windows 11 24H2」のインストールメディアに問題 対応策を検討中/Xが有料プラン「X Premium+」を値上げ 月額630円・年額6740円アップ週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)

» 2024年12月29日 06時00分 公開
[山本竜也ITmedia]

「Microsoft Copilot」が名称変更 Microsoft 365アプリも

 Microsoftが、Microsoft Entraアカウントユーザー向けに2025年1月中旬から「Microsoft Copilot」の名称を「Microsoft 365 Copilot Chat」に変更すると発表した。あわせて、Microsoft 365アプリの名称もMicrosoft 365 Copilotに変更される。

photo MicrosoftがEntraユーザー向けのMicrosoft CopilotをMicrosoft 365 Copilot Chatに名称変更する

 なお、Microsoft 365 Copilotという名称は法人向けMicrosoft 365で使われる有料サービスの名称として既に利用されている。Entraユーザー向けには、これとは別のサービスとしてMicrosoft Copilotが無料で提供されているが、この名称がMicrosoft 365 Copilotに変更になる。

 ただし、一般法人向けのMicrosoft 365 CopilotとEntra向けのMicrosoft 365 Copilotは別のサービスだという、少々ややこしい状況になってくる。

 それに伴い、URLが「M365Copilot.com」に変更される。Microsoft 365のアプリアイコンも、11月に行われた年次カンファレンス「Ignite」で発表された新しいアイコンに更新される。現状、Entraユーザー向けが先行する形だが、将来的には一般ユーザー向けにもこれらの変更が行われるはずだ。

Googleが「Gemini 2.0 Flash Thinking」モードを追加

 Googleは12月20日、「Gemini 2.0 Flash Thinking」モードを発表した。回答の一部としてモデルが行う「思考プロセス」を生成するようにトレーニングされた試験運用版モデルとなっている。

photo Googleが、Gemini 2.0 Flash Thinkingモードを発表した

 Thinkingモデルは、Gemini AI StudioとGemini APIで利用できる。Gemini AI Studioなら無料で簡単に試すことができる。例えば「円周率が3.05よりも大きいことを証明せよ」という問題を与えた場合、「Thoughts」セクションを展開すると、なぜその解答に至ったのかを確認できる。

photo Gemini AI Studioから試すことができる

 なお、Thinkingモードは実験的なモデルのため、以下のような制限がある。

  • 32kトークン入力制限
  • テキストと画像入力のみ
  • 8kトークン出力制限
  • テキストのみの出力
  • 検索やコード実行などの組み込みツールは使用できない

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー