PCケース売り場で目立っていたのは、AntecのE-ATXケース「FLUX SE」だ。ラインアップはブラックのみで、価格は1万8000円弱となる。
2024年10月に登場した「FLUX」のバリエーションモデルで、左側面に強化ガラスパネルではなく吸音素材を配したパネルを採用しているのが特徴だ。左側面下方には通気口があり、下から上への空気の流れを作ることで、効率的に排熱する。
裏配線タイプのマザーボードが組み込めて、最長408mmまでのグラフィックスカードが挿せる点はFLUXと共通している。フロントにウォルナットの木枠をあしらっている点も、FLUXのブラックモデルと同じだ。
入荷したTSUKUMO eX.は「最近は光らせたい人と同じくらいに、排熱性と静音性の高さを求める人が多くいます。FLUX SEはまさにそこに刺さるケースですね。木材を使っていて、裏配線マザーにも対応しているなど、PCケースのトレンドを押さえた作りです。コスパも高いですし、FLUXと並んで人気を得そうです」と高く評価していた。
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