2.4GHzワイヤレス接続とBluetooth接続は併用できるため、日頃からUSB Type-CドングルをPCに挿しっぱなしにしつつ、スマートフォンともBluetoothで接続することが可能だ。
例えば、PCでゲーム中にスマホに着信があっても、そのまま応答できる。ただしこの接続方法の場合、Bluetoothは通話用となり、スマートフォン側でのメディア再生には利用できない。
USB Type-Cドングルが利用できなくなった場合や、ドングルのボタンを長押しすると、自動的にBluetooth接続に切り替わり、メディア再生でも利用可能となる。なお、Bluetooth接続だけを利用する場合には、通常のマルチポイント接続が可能だ。同時に2つのデバイスに接続できる。
実際に遅延テスト系の動画を再生してみたが、2.4GHzワイヤレス接続ではほぼ遅延を感じなかった。実際には20ms程度の遅延があるとのことだが、知覚することは難しいだろう。USB Type-Cドングルはヘッドフォンに収納することができ、スマホに装着することもできるので、外出先でも低遅延で動画やゲームを楽しむことができそうだ。
HyperX Cloud MIX 2はNCボタンでANCと外部音取り込み(アンビエントサウンド)モードを切り替えられる他、長押しでオン/オフも可能だ。
肝心のANC効果だが、正直なところそこまで大きな効果は感じない。騒音を消すというより、若干周囲の音が小さくなるという程度だ。製品ページを見ても、ANCの効果よりもトランスペアレントモードで周囲の音を聞けることをアピールしているので、ANCはそこまで注力していないのだろう。
ポジティブに考えるのであれば、ANCが売りのモデルのような静寂性が得られるわけではないが、ANC特有の閉塞感が苦手だという人でも使いやすいかもしれない。
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