先週(4月13日週)、NVIDIAの新しいミドルクラスのGPU「GeForce RTX 5060 Ti」を搭載したグラフィックスカードが各社から売り出された。メモリ容量が16GBのタイプと8GBタイプがあり、前者の価格は8万円強〜10万5000円前後、後者は7万円弱〜8万5000円前後となる。
週末時点で複数のショップに多くの在庫が並んでおり、型番指定でなければ入手性は十分に高い状況になっている。売れ行きについては「まだこれから」との見立てが多かった。
あるショップは「まだ前世代のGeForce RTX 4070 SUPERや同RTX 4070が10万円前後から買える状況ですからね。RTX 5070も12万円以下から選べます。その中で、今の価格のRTX 5060 Tiカードを選ぶメリットはちょっと薄く感じてしまうのも無理ないですしね」と淡々と話していた。
そうした中で、じわじわとRadeonシリーズの人気が高まっていると指摘するショップも複数ある。
別のショップは「伝統的に不安視されてきたドライバ問題もだいぶ解消されましたし、Radeon RX 9070/9070 XTの評価の高まりもあって、ブランド全体で見直されてきている感じがありますね。数万円から10数万円まで、価格に応じてきちんと遊べるカードがそろっていますから。『ゲームもAIも』という方はGeForceでしょうけど、『ゲームを』という方はコスパ的にRadeonがお勧めですね」という。
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