先週(4月6日週)の新製品で話題となっていたのは、MSIのE-ATXマザーボード「MEG Z890 GODLIKE」だ。Intel Core Ultra 200Sシリーズに対応するIntel Z890チップセット搭載モデルで、価格は21万1000円前後となる。
26+2+1+1の電源フェーズを備え、DDR5-9200までのオーバークロックメモリに対応する強力な仕様が特徴といえる。M.2 SSDスロットは付属の拡張カード「M.2 Xpander-Z Slider Gen5」を合わせると合計8基まで搭載可能で、さらに付属の拡張カードによってThunderbolt 5にも対応する。
ネットワークはWi-Fi 7の無線LANと10GbE/5GbE対応の有線LANの構成となる。また、本体に3.99型LCDパネル「Dynamic Dashboard III」を備えており、ハードウェアのステータスもリアルタイム表示できる。
入荷したTSUKUMO eX.は「MSIのZ890最高峰ですね。(2024年12月に登場したRyzen用の)『MEG X870E GODLIKE』と同じく、とにかく豪勢です。在庫状況が改善したCore Ultra 9 285Kと組み合わせる人が多いでしょう」と評価していた。
一方で、取材時は登場直後ということもあって売れ行きの予想がつかないという声が多く、「待っていた人もそれなりにいると思いますが、今はエンスージアスト向けではRyzen 9000X3Dシリーズがとにかく人気。Intel系のニーズをどこまで掘り起こせるかが鍵になるでしょうね」(別のショップ)といったコメントも聞いた。
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