Microsoftが「Microsoft Authenticator」のパスワード自動入力(オートフィル)機能を2025年7月に廃止するとサポートページで明らかにした。
Microsoft Authenticatorは、スマホ(iOS/Android)向けのパスワード管理アプリだ。PCなどでMicrosoft アカウントにログインした際に、スマホにインストールしたMicrosoft Authenticatorの通知をタップすることでログインを認証できる。この他、Microsoft アカウント以外のパスワードなどを保存し、モバイル上でオートフィルプロバイダーとしてパスワードの自動入力を行える。
このオートフィルプロバイダーとしての機能を廃止するとのこと。廃止までのスケジュールは以下の通りとなっている。
なお、保存したパスワードはMicrosoft アカウントに同期され、引き続き利用できる。Edge ブラウザでは自動入力も利用可能だ。また、アプリ自体はMicrosoft アカウントに特化したものとして存続する。パスキーも引き続き利用できる。
Microsoftは5月2日、Windows 11バージョン 24H2の段階的な展開が最終段階に到達したと発表した。IT部門によって管理されていないWindows 11 HomeおよびProエディション(バージョン 23H2/22H2/21H2)のデバイスは、バージョン24H2へのアップデートが自動的に適用されることになる。
対象となるデバイスでは、Windows Updateから24H2にアップグレードが行われる。ただし、一部のデバイスでは、既知の問題によりセーフガードホールド措置が取られ、24H2にアップグレードできないことがある。現在、以下の7件がセーフガードの対象となっている。
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