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一足先にSynologyの「BeeStation Plus」を見てきたCOMPUTEX TAIPEI 2025

» 2025年05月22日 22時00分 公開
[田中宏昌ITmedia]
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 台湾で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2025」に出展しているSynologyブースでは、発表されたばかりのパーソナルクラウド「BeeStation Plus」や、NASの「DiskStation DS425+」など、同社製品やソリューションが一堂に会していた。

Synology ブース シノロジー NAS スイッチ PoE AI チャット ストレージ アプライアンス TaiNEX 1の1階にあるSynologyのブース

法人向けから個人向けまで製品が一堂に

 Synologyのブースは台北南港展覧館第一ホール(TaiNEX 1) 1階の「Storage & Management Solutions」にあり、法人向けから個人向けまで、さまざまな製品が並んでいる。

 中でも、日本で発表されたばかりのBeeStation Plusは、HDDの容量が従来の倍となる8TBとなり、新たに動画を個人用ストリーミングライブラリーに変換できる「Plex Media Server」機能に対応する他、パフォーマンスも向上しているなど見どころが多い。

Synology ブース シノロジー NAS スイッチ PoE AI チャット ストレージ アプライアンス 発表されたばかりのパーソナルクラウド「BeeStation Plus」(左)。右は従来モデルの「BeeStation」だ
Synology ブース シノロジー NAS スイッチ PoE AI チャット ストレージ アプライアンス RJ-45の有線LAN端子や2基のUSBポート(うち1基はUSB Type-C)といったインタフェース、ボディーサイズは従来モデルから変わらない。重量は約380g増加している
Synology ブース シノロジー NAS スイッチ PoE AI チャット ストレージ アプライアンス BeeStationの隣には、外付けポータブルSSD「BeeDrive」があった。ソフトウェアの更新でiCloudへのアップロードに対応するなど使い勝手が増している
Synology ブース シノロジー NAS スイッチ PoE AI チャット ストレージ アプライアンス 多彩なNASをラインアップしている同社だが、勢ぞろいすると壮観だ

 一方、法人向け製品でも21日にリリースされたAMD EPYC搭載のオールフラッシュストレージ「PAS7700」や「PAS3600」のラックマウントに入った形でチェックできた。

 また、同社初となるPoE対応の有線LANスイッチ「PSシリーズ」も3モデルが展示されていた。最上位の「PS2600+」は、合計26ポート対応で10G SFP+ポートも2基用意する。合計10ポートの「PS1000+」は2基の1G SFP+ポートを備え、シンプルな5ポートモデル「PS500」もある。

 同社では「これまでカメラやストレージ、ソフトウェアのみの提供だったが、PSシリーズの登場でシステムとしてサービスを提供できるようになる」とアピールしている。

Synology ブース シノロジー NAS スイッチ PoE AI チャット ストレージ アプライアンス ラックマウントに入った「PAS7700」(上)と、拡張ユニットの「PAX224」(下)。どちらもフロントカバーを外した状態だが、数多くのSSDを内蔵できるのが分かる
Synology ブース シノロジー NAS スイッチ PoE AI チャット ストレージ アプライアンス 同社初のPoE対応の有線LANスイッチで最上位モデルとなる「PS2600+」
Synology ブース シノロジー NAS スイッチ PoE AI チャット ストレージ アプライアンス 5ポートモデルの「PS500」(左)。サードパーティー製の工事現場関連ソフトウェアとの連携も可能だ
Synology ブース シノロジー NAS スイッチ PoE AI チャット ストレージ アプライアンス 最大100台のカメラを接続可能なSurveillance Stationのラックマウント新モデル「DVA7400」
Synology ブース シノロジー NAS スイッチ PoE AI チャット ストレージ アプライアンス 専用のソフトウェアを使うことで、カメラからの映像を加工したり保護したり活用したりできる。煙の検知も可能だ
Synology ブース シノロジー NAS スイッチ PoE AI チャット ストレージ アプライアンス こちらはビジネス現場の生産性を高めるツールである「Synology ChatPlus」の画面。AI機能の強化が特徴で、ユーザー側でAPIのキーを用意する必要があるが、さまざまなLLMを利用できる。現行の「Synology Chat」の後継に位置づけられ、2025年度内に提供の見込みだ
Synology ブース シノロジー NAS スイッチ PoE AI チャット ストレージ アプライアンス 新たに自社製のビデオ会議ツール「Synology Meet」も開発中で、Synology ChatPlusの画面からも呼び出せる。こちらもAI機能を活用でき、チャットのリアルタイム翻訳も行える

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