仏ルーブル美術館、監視カメラのパスワードは「ルーブル」だった Windows Server 2003も稼働

» 2025年11月06日 13時15分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 フランス・パリのルーブル美術館で10月19日(現地時間)、総額8800万ユーロ(約156億円)相当の宝飾品がわずか8分足らずで盗まれた事件で、館内に設置された監視カメラにアクセスするためのパスワードが「LOUVRE」(ルーブル)であったことが後日の監査で明らかになったという。

photo ルーブル美術館(2023年撮影)

 リベラシオンやアントレビューなど、複数の仏メディアが報じた。他にも大手セキュリティ会社の社名である「THALES」という単純なパスワードが使われていた他、館内のシステムでは、既にサポートが終了している「Windows 2000/XP/Server 2003」が稼働していたという。

 リベラシオンによれば、こうしたセキュリティシステムに関する脆弱(ぜいじゃく)性の指摘は10年前に行われていたが、放置されていた。政府からの手厚い支援が入っている公的施設においても、セキュリティ対策に対する関心の低さが浮き彫りとなった。

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