Lenovoは3月2日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催されているMWC 2026において、裸眼3D表示に対応した2画面ノートPCの概念実証モデル「The Yoga Book Pro 3D Concept」を発表した。専用の周辺機器を必要とせず、ノートPC単体で直感的な3Dクリエイティブ作業を行える環境を提示する。
本体の上下に「Lenovo PureSight Pro Tandem OLED」ディスプレイを2枚搭載している。最大の特徴は裸眼3Dディスプレイであることだ。ユーザーは特殊なメガネを装着することなく、画面上で奥行きや形状、空間的な関係性を自然に把握しながら制作に打ち込めるという。
AIを活用した制作支援機能も強化した。独自のAIソフトウェアにより、既存の2Dコンテンツを3Dへ変換できる。さらに、変換したオブジェクトを配置するための環境をAIが生成する機能も備えており、クリエイターは参考資料から編集可能な3Dアセットへ迅速に移行できるとしている。
操作体系には、RGBカメラを利用したゼロタッチジェスチャーを導入した。PCの前で手を動かすだけで、3Dモデルのズームや回転といった操作が行える。また、下部のディスプレイにはスナップオンパッドを搭載する。照明や視野角、トーンなどを調整するためのショートカットが配置され、作業を中断することなく直感的に設定を変更できる仕組みだ。
ハードウェア構成は、CPUにIntel Core Ultra 7 プロセッサ、GPUにNVIDIA GeForce RTX 5070を採用した。複雑な3Dレンダリングや高度な制作タスクを円滑に処理できる性能を確保している。
本モデルは技術の可能性を示すコンセプト段階であり、現時点では日本国内での発売時期や価格は未定だ。
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