続いて内部を見ていこう。左側面と右側面にはスライドバーが配置されており、両側面のスライドバーを解錠アイコンの位置まで動かすと、上部カバーが外れて内部にアクセスできる。
カバーを外すと、ゲームコントローラーを模したデザインのプレートが現れる。このプレートはネジで固定されているため、ドライバーを使って外さなければ内部にはアクセスできない。
上部カバーはツールレスで外せたため、てっきり内部までツールレスでアクセスできると思っていただけに、この点は少し残念なポイントだ。とはいえ、プラスドライバー1本で4つのネジを外すだけなので、作業の難易度が高いわけではない。
プレートを外すと、NVMe SSDとWi-Fiカードにアクセスできる。一方で、本機のメモリはマザーボードに直接はんだ付けされているため、後から増設や交換ができない点には注意したい。
なお、M.2スロットは2つ用意されている。うち1スロットは空きとなっているため、ストレージ容量が足りなくなった場合でも後から増設が可能だ。
本機のプロセッサには「Ryzen 7 H255」が採用されている。8コア16スレッドでブーストクロックは4.9GHz、Zen 4アーキテクチャに属するHawk Point世代のAPUだ。
内蔵GPUには、強力なRDNA 3アーキテクチャを採用し、12基のコンピュートユニットを持つ「Radeon 780M」が組み合わされている。外部GPUを用意しなくても最新のゲームタイトルにも耐えうるほどの高いグラフィックス性能を誇り、コストを抑えてゲーミングPCを用意するのにぴったりだ。
最近のモバイル向けCPUでは当たり前のように搭載されているNPUだが、本APUには搭載されていない。しかし、現時点でNPUをフル活用できる場面はまだ限られており、Windowsの一部のオンデバイスAI機能が使えない、あるいはCPUやGPUの処理にフォールバックするという程度の影響にとどまる。そのため、通常のデスクトップ作業が主目的であれば、大きな問題になることはないだろう。
少し話題はそれるが、筆者はCopilot+ PCを別に所有しているものの、現時点でNPUがないことで正直なところない。
今後、Copilot+ PCやNPUを活用したワークフローが充実すれば、NPUが必要になる場面も出てくるかもしれない。しかし、ことゲーム用途という観点であれば、NPUが非搭載であることはそこまで大きな減点ポイントにはならないと筆者は考えている。
レトロな外観に高性能を詰め込んだミニPC「ACEMAGIC Retro X3」がセールで25%オフの11万9998円に
OCuLink/USB4に両対応の万能ミニPC「ACEMAGIC F5A」を試す Ryzen AI 9 HX 470搭載で圧倒的コスパ
価格高騰&Win 10サポート終了の救世主? あえて旧世代CPUを搭載するミニPC「GMKtec NucBox M3 Pro」の実力
新型「Mac Studio」の“2番目に強い”構成は約325.4万円! クルマが買えるほどの値段に
ついにOCuLink&USB4 Version 2.0(Thunderbolt 5)両対応のeGPUドック「Minisforum DEG2」を試すCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.