メタフェイズは、企業Webサイトにおけるスマートフォンサイトの対応状況に関する調査のまとめを発表した。
発表によると、自社サイトがスマートフォンに「対応している」と回答したのは全体の約2割に留まり、「していない」が71.3%を占めた。スマートフォンに対応した理由としては、77.8%が「スマートフォンユーザーが増えてきたため」と回答し、スマートフォンユーザーの増加が最大の理由となっていることがうかがえる。
スマートフォン対応した効果についての設問では、60.3%が「効果はあった」と答えた。なかでもメーカーではその割合は84.6%に上り、「Webサイト上での売り上げが上がった」「Webサイト以外での実店舗などからの売り上げが上がった」と他業種よりも効果がはっきりと現れているようだ。
スマートフォン対応していない回答者に今後の対応意向を尋ねたところ、50.9%が「しない」と答え、その理由としては56.9%が「スマートフォンで閲覧できなくても問題がないため」、次いで24.8%が「スマートフォンサイトを作成する予算がないため」を挙げた。一方、52.3%が今後スマートフォンサイトが「増えると思う」と回答している。
同調査は、自社Webサイトの制作・管理・運用・決済に関わる20歳以上の男女を対象として、10月27日から1月1日までインターネットリサーチ形式で実施された。有効回答数は300サンプル。
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