Surfaceに対するニュースサイトの反応、あれこれ:海外モバイルニュースピックアップ

» 2012年06月21日 02時42分 公開
[中野恵美子,ITmedia]

SurfaceとiPad、“発表対決”の軍配は

 「Microsoft Surface対Apple iPad」ではなく、SurfaceとiPadの「発表対決」映像を、ReadWriteWebが掲載している。ご覧頂ければその面白さが分かるはず。もちろん“面白さ”は見る人によって異なるだろう。「SurfaceがいかにiPadをライバル視しているか」がよく分かる点に興味をひかれる人もいれば、「プレゼン名人のジョブズ氏と比較される人はたまったもんじゃないな、しかも3人がかりだし」という印象を持たれる人もいることだろう。百聞は一見にしかず、です。ぜひ。

Surfaceに対するニュースサイトの反応、あれこれ

Photo 注目を集めるSurface

 Microsoftのタブレット端末「Surface」が発表され、そろそろあちこちのニュースサイトで、「発表されたよ」と伝えるだけではない、もう少し突っ込んだ記事が登場し始めている。

 Surfaceが欲しいかね? という投票を行っているのがMashable。質問(Yes、Noで回答できるもの)を随時追加できるせいか、なかなか充実した内容になっている。

 一部をご紹介すると――。「Surface RTに500ドル払ってもいい」という人は58%で、「No」を上回っている。「Surface Proに1000ドル払ってもいい」という人はグッと減って29%だ。とはいえ、iPadよりアプリが少なくても、Surfaceの方がいいと思うか、という質問には61%がYesと回答しており、iPadよりもSurfaceの方が好きという人も60%に達するなど、かなりの人気を感じさせる。

 ちなみに「Touch Cover」が競合よりも有利な点と考えている人は78%とかなり多いが、AppleがiPad用キーボードカバーを提供しても、やっぱりSurfaceを買う、という人が69%であることを見ると、キーボードカバーの魅力でSurfaceを選んでいるわけではないようだ。

SurfaceがiPadキラー? そんなわけないとCult of Mac

 Surfaceを「iPadキラー」と呼ぶメディアは少なくないが、「何をいっとるか!」と憤慨しているのがCult of Macだ(サイトの性質上、当然かもしれない)。

 “Surfaceが魅力的な製品であることは間違いないが、現時点でiPadとMacBook Airよりベターとするのはばかげている。なぜなら実際のスペックは発表されていないから。価格も不明。発売日も不明(Appleは初代iPhoneを発売半年前に発表したが、価格も発売日もアナウンスしたぞ!)。そしてジャーナリストたちは、イベントでプロトタイプにほんの数分触れただけ。しかも大プッシュされているキーボードカバーもなかったじゃないか”

 Appleはこれまで、タブレット市場の主力選手だったから、マーケットシェアを維持するのに革新的な変更を加える必要はない状態でやってきた。それでは面白くない。SurfaceはAppleに最高の力を発揮させるような、初のよきライバルとなる可能性はある――というような内容だ。なお、訳には若干、私情が入っていることを申し添えておきます。

なんでまた、今さらSurfaceなのか……

 Surfaceに対して、「何だってまたSurfaceなんだろ」というタイプの記事も、いくつか見かけた。Surfaceはもともとは、数年前に発表されたコーヒーテーブルサイズの巨大タブレットの名称だったためだ。

 この巨大タブレット(というか、やっぱりテーブル?)Surface 1.0は、2011年に新モデル「Samsung SUR40」の登場で表舞台から引退し、現在「PixelSense」という名前になっている。なお、CNNが2007年当時のSurfaceの“あの人は今”的な映像を紹介している。

PCのパートナー企業の反応は

 MicrosoftのSurface発表を受けて、PCのパートナー企業が困惑している――という記事もある。

 米国および台湾のPCパートナーにSurfaceに関する知らせがあったのは、早くても正式発表の3日前で、知らせを受けていなかったパートナーもいるため、業界には「裏切られたという気持ち」が生じ始めているという。「Microsoftはソフトウェア開発に集中し、ハードウェアの製造はパートナーに任せるべき」と匿名で語るパートナーもいるなど、Surfaceの発表はハードウェアパートナーに衝撃とMSに対する不信感をもたらしているようだ。

 また、Microsoftは自社ブランドでタブレットを販売する気はなく、単にWindows 8の採用を促進するための策略に過ぎない――という説もある。Acerの創設者Stan Shih氏は、Microsoftは同社ブランドのタブレットをマーケティングすることで、ベンダーによるWindowsタブレットの提供を加速させ、製品ラインの需要を拡大したいだけだろう、と語っている。Microsoftにとって、ソフトウェア製品のライセンスの方が儲かるのだから、ハードウェアを販売する理由はないし、自社でタブレットを製造するのは生産管理などさまざまな点で難しいだろうという。

Surfaceが浮上(surfaced)はベタすぎ?

 Surfaceに対する肯定的、否定的な態度が入り交じったTwitterの反応を、The Telegraphが紹介している。内容はともかく、Surfaceが浮上(surfaced)とか、Surfaceにより何とかかんとかが浮上(surface)といった表現を、みんなもっと使うだろうと思っていたが、意外に少なかった。あまり当たり前すぎると思ったのか。そんなわけで、The Telegraphの記事タイトルは、ある意味目立ってます。

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