LED照明の特長は消費電力の低さだけではない。色温度を自由に選べ、細かく調光できるなどの特長も見逃せない。阪急電鉄は梅田駅の大改装工事でLED照明を全面的に導入し、場所によって照明の使い方を工夫する。
阪急電鉄は梅田駅の全面改装工事を本格的に始める。2015年3月末に竣工の予定。今回の改装工事では、LED照明を全面的に導入する。場所によって照明の使い方を変えることで、空間のイメージを演出する計画だ。
改装前の梅田駅では、天井に備え付けた蛍光灯のみで空間を照らしていたが、改装にあたって、温かみを感じさせる電球色の照明を利用したり、場所によって間接照明や、LEDスポットライトなどを利用し、異なるイメージを演出する(図1)。
阪急電鉄は「地球環境に配慮してLED照明の採用を決めた」としており、節電効果も期待しているという。
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