JFEエンジニアリングが自社およびグループ企業が保有する遊休地を利用してメガソーラーを建設することを明らかにした。
JFEエンジニアリングがメガソーラー建設を予定しているのは、三重県津市、北海道釧路市、岡山県倉敷市、宮城県多賀城市、栃木県芳賀町、静岡県清水市の6カ所。北海道釧路市では、地元地権者から土地を借りるが、ほかの5カ所はJFEエンジニアリングと、関連企業であるJFEスチールが所有する土地を利用する(図1)。
出力は合計でおよそ40MWになる予定。年間発電量は6カ所合計で約3万9000MWh(3900万kWh)。一般家庭の年間消費電力量にして、約1万700世帯分になるという。
今回の計画はJFEエンジニアリングが自社でメガソーラーを運営するというものだが、JFEエンジニアリングは関連会社のJFEテクノスと共同で、太陽光発電所の建設を受注することを目指している。現在、顧客企業と協力して電力会社との契約を進めており、2013年度には全国数十カ所の太陽光発電所建設を受注できると見込んでいる。合計出力は200MWになると予想している。
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