2月18日(月)の朝10時台と11時台に連続して、中部電力の需給率が95%まで上昇した。2月に入って全国各地の需給状況は安定していたが、再び気温が低下したことで電力需要が増加し始めている。18日午前の中部電力の需要は今冬で最高を記録した。
中部電力の今冬の需要は12月10日(月)の17時台に2231万kWを記録したのが最高だったが、2月18日(月)の10時台に2258万kWに達して最高値を更新した。11時台も同水準の需要が続き、いったん減少したものの、夕方の17時台に向けて再び上昇している(図1)。
18日の供給力は2378万kWで、10時台の需給率は95%に達した。17時台の需要の見通しは2244万kWで10時台よりは低くなる予想だが、気温によっては中部電力の予測値を上回る可能性があり、注意が必要だ。
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