社内に残る遊休地をどのように利用すればよいのか。木下工務店は一部分譲住宅に造成した土地を、メガソーラーとして活用することに決めた。
木下工務店は、2013年5月、メガソーラー事業に参入し、三重県に第1号発電所を建設すると発表した。2013年8月に着工し、2014年3月から運転を開始する。
三重県津市の伊勢湾を望む社有遊休地3万1000m2のうち2万5600m2をメガソーラーに変える(図1)*1)。
*1) 残りの土地は分譲住宅用に造成したため、今回は利用しない。
2013年4月に設立した木下ソーラーパワー三重が発電事業を担う。
メガソーラーの出力は最大2MW、年間221万kWhの発電を予定する。発電した電力は固定価格買取制度(FIT)を利用して、全て中部電力に売電する。
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メガソーラーの資産価値を第三者が実証、発電量評価から劣化診断までCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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