もう1つの参考出展品が「超音波気体流量計」だ(図4・5)。水素を含むあらゆる気体を計測できる装置として、現在開発を進めている段階の製品となる。将来水素が家庭などのさまざまな場所に供給されるようになれば、ガスのようにメーターを使って使用量を計測することも一般的なるかもしれない。
パナソニックではこうした未来の需要を想定し、“水素メーター”の開発・普及も視野に入れているという。図4で示した「超音波気体流量計」は、未来の水素メーターをイメージしたモックアップだ。
パナソニックは既に産業用機器向けにこうした気体流量計を展開している。特に計測機器ではガスメーター関連の技術で高いシェアとノウハウを持っており、これらを水素メーターの開発においても生かしていきたい考えだ。
“HEMS時代”で先を行くパナソニック、カギを握るゼロ・エネルギー・ハウスの基盤
「水素社会」実現へ、パナソニックが普及を目指す3つの技術
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2020年東京五輪は「水素社会」の見本市に、政府が技術課題解決に本腰Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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