エナジー・ソリューションズは、産業用ソーラーシステム提案支援サービス「産業用ソーラーマスター」に、自家消費を目的とした太陽光発電の提案書作成機能を追加。発電量や電気料金の削減額など、必要な情報をシミュレーションできるという。
エナジー・ソリューションズ(東京都千代田区)は、産業用ソーラーシステム提案支援サービス「産業用ソーラーマスター」に、自家消費を目的とした太陽光発電の提案書作成機能を追加した。2018年9月3日から提供を開始している。
産業用ソーラーマスターは、2012年12月発売。太陽光パネルの設置条件から自動で発電量をシミュレーションできる。自家消費向けの機能を追加したことで、同時に電気料金の削減効果なども試算できるようになった。太陽光パネルは、国内で販売される140社の製品に対応しているという。
Googleマップなどの航空写真上に太陽光パネルの設置枠を記載するだけで発電シミュレーションを行えるのも特徴で、補助金や投資削減などに対応した提案書も作成可能という。CADベースの「モジュール自動割付ツール」を使用すると、より詳細なモジュール設置が可能で、同ツールで作成した図面は、JWCAD、AutoCADなどで使用できる。
近年、太陽光発電を売電用途だけでなく、自家消費に活用する動きが加速しており、こうした背景から自家消費提案向けの新機能を追加。これにより、太陽光発電の売電向けと自家消費向けの両方に対して提案書作成を行うことができるようになった。クラウドベースのサービスとなっており、提案書はどこでも作成可能という。
産業用ソーラーマスターの利用料金は、2ライセンス・サポート込みで、初期登録費用2万円、月額3万円(年間契約)となっている。動作環境はMicrosoft Windows Vista/7/8/10で、対応ブラウザはInternet Explorer 8/9/10/11、表計算ソフトはMicrosoft Excel 2003/2007/2010。
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