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» 2018年11月30日 07時00分 公開

自然エネルギー:CO2フリー電力をEVに供給、中部電力・トヨタらが充電サービスを実証

中部電力とトヨタ自動車らが再生可能エネルギーで発電した電力を、EVに供給する充電サービス実証に取り組むと発表。

[スマートジャパン]

 中部電力はトヨタ自動車、トヨタオートモールクリエイト(名古屋市)、野村総合研究所(東京都千代田区)と共同で、2018年12月25日からCO2フリー電力を活用した電気自動車やプラグインハイブリッド車(EV・PHV)向けの充電サービスに関する実証実験を開始すると発表した。

 今回の実証実験は、CO2フリー電力の活用による再生可能エネルギーの利用拡大や、EV・PHVの充電インフラの普及拡大につながる充電サービスの事業性評価が目的。具体的には、大型複合商業施設のカラフルタウン岐阜(岐阜市)中央平面駐車場に設置されたEV・PHVの充電器3台で使用される電力を対象に、中部電力がCO2フリー電力の供給を行う。

 充電を行うユーザーは専用の充電カードを利用する。同カードはトヨタコネクティッドが運営する充電ステーションで、充電サービスを利用する際に必要となるもので、有料の充電サービスを利用する場合、登録したクレジットカードに料金請求が行われる。この充電カードとスマホアプリを利用し、EV・PHVにCO2フリー電力を有償で充電することにより、カラフルタウン岐阜の店舗で利用できるクーポンや、カテエネポイントへの交換、環境団体などへの寄付に活用できるエコチャレポイント(同実証実験向けに独自に設定した専用アプリ内のポイント)を受け取る。

実証の概要 出典:中部電力

 これらにより、充電にかかる費用を抑えながら、地球温暖化対策への取り組みに参加することができる。実証実験は2019年3月31日まで。各社の役割としては、中部電力が実証実験の運営、効果検証、CO2フリー電力の供給を行う。トヨタ自動車は実証実験の運営、効果検証を担当。トヨタオートモールクリエイトが実証場所を提供し、野村総合研究所はシステム基盤の構築、専用アプリの開発に取り組む。

 中部電力では今後、実証実験の結果を踏まえて、環境性や顧客の利便性向上に資する新たなサービスの検討を進める方針だ。

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