ハーフセル採用の多結晶Si太陽電池、リープトンが受注開始へ蓄電・発電機器

リープトンエナジーは、ハーフセルを採用した多結晶太陽電池モジュールの新製品を発売する。2019年8月の受注開始を予定している。

» 2019年07月17日 07時00分 公開
[スマートジャパン]

 リープトンエナジーは2019年7月2日、ハーフセルを採用した多結晶太陽電池モジュールの新製品を発売すると発表した。2019年8月の受注開始を予定している。

photo 新製品のイメージ 出典:リープトンエナジー

 新製品は、セルを半分のサイズにカットしたハーフカットセルを採用しており、内部の電流が半減したほかセルの抵抗も低下した。標準サイズのモジュールと比べると発電ロスが4分の1に抑えられ、発電量が3〜4%高い。また、異常な発熱によるホットスポットの発生を抑え、積雪などの日照が少ない環境下でも発電ロスを抑えて発電量を確保することが可能となった。

 新製品のラインアップは、285〜300W(ワット)の多結晶120セルおよび345〜360Wの多結晶144セルとなっている。15年の製品保証、25年の出力保証が付帯する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.