卒FIT太陽光事業の効率化を支援、自然電力がクラウドサービスを提供電力供給サービス

自然電力は卒FITユーザー向けの電力買取業務を支援するクラウドサービス「Shizen EPS(Energy Purchasing Service)」の提供を開始。卒FIT電源の買取に必要なスイッチング処理や料金計算などの業務効率化に活用できるという。

» 2020年03月02日 16時30分 公開
[スマートジャパン]

 自然電力は「再生可能エネルギーの固定買取価格制度(FIT)」卒FIT」の適用が満了となる卒FITユーザー向けの電力買取業務を支援するクラウドサービス「Shizen EPS(Energy Purchasing Service)」の提供を開始した。卒FIT電源の買取に必要な業務の効率化に活用できる。

 Shizen EPSの主な機能は3つ。1つ目は、顧客向けのWeb申し込みフォームや、紙などで受領した情報を入力する担当者向け画面のテンプレートを提供する機能。2つ目は電力契約に必要な、スイッチング処理の自動化機能だ。スイッチング処理をアルゴリズムにより自動化でき、業務担当者は最低限必要な判断のみで処理を進められるという。

 3つ目は料金計算システムだ。一般送配電事業者から買電量のデータを自動で取得し、事前に設定した料金プランに基づいて料金が行える。料金プランは複数のプランを設定することができる他、一定の期間だけのキャンペーン価格なども設定可能だ。

「Shizen EPS」のイメージ 出典:自然電力

 この他、各申請のステータス状況を管理したり、申請ごとに担当者をアサインしたりできる機能なども提供する。価格は初期費用が50万円、月額費用は30万円からとしている。

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