サニックスは2021年5月11日、同社の笠岡工場(岡山県笠岡市)において、完全自家消費型の太陽光発電設備を導入したと発表した。同日より系統連係を開始している。
サニックスは2021年5月11日、同社の笠岡工場(岡山県笠岡市)において、完全自家消費型の太陽光発電設備を導入したと発表した。同日より系統連係を開始している。
環境・エネルギー事業を手掛けるサニックスの笠岡工場は、廃プラスチックの燃料化を行っている。今回ここに出力ベースで80.32kW(キロワット)の太陽光発電設備を導入した。年間発電量は6万9524kWh(キロワット時)で、発電した電力は全て工場の電力として自家消費する。これによる年間のCO2排出削減量は約36トンを見込んでいる。なお、太陽光発電設備の導入については、自社製の太陽光パネルを使用し、自社で施工を行った。
サニックスでは笠岡工場と同形態の工場を全国に計15カ所展開している。2021年中に8工場に自家消費型太陽光発電設備を導入する計画で、今回はその1工場目の事例となる。同社では笠岡工場を自家消費型太陽光発電のモデルケースとし、得られるデータを太陽光発電事業にも生かす方針だ。
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