再エネの出力制御をなるべく回避するための措置として、優先給電ルールに基づき、まずは火力電源の出力を抑制する。
ただし火力発電(電源I・II)は、需要変動や再エネの出力変動を調整するため、安定供給に必要となる調整力の確保を前提とした最低限必要な出力までの抑制、または停止とする。
また火力発電(電源III)は、設備の保全維持の問題が生じない出力まで抑制する。
再エネ(特に昼間の太陽光)の出力制御をなるべく回避するための措置として、優先給電ルールに基づき、昼間の揚水動力(ポンプアップ)として揚水式水力を最大限運転する。
ただし、揚水式水力での調整にはkWとkWhの制約がある。よって、再エネ電源の出力が下げ代を超過する場合、
の2つを考慮し、出力制御見通しを算定する。
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