需要側DERは、一つ一つのリソース規模は小さいため、供給力や調整力として活用するためには、多数のリソースを集めること(アグリゲーション)が必要となる。
国は、電気事業法の新たな事業区分として2022年4月に特定卸供給事業制度を開始したが、2025年11月現在、特定卸供給事業者(アグリゲーター)は129社、合計供給能力は約5,300MWに上る。
アグリゲートされたリソースは、「発動指令電源」として容量市場に参加可能であり、その応札量及び落札量は年々増加しており、2024年度(対象実需給年度:2028年度)メインオークションにおける約定量(DR以外の小規模リソースも含む)は639万kWに上る。
また、改正省エネ法では、従来からの省エネに加え、非化石エネルギーへの転換や「電気の需要の最適化」を求めている。
エネルギー使用量が1,500kl/年(原油換算値)以上の制度対象者は、毎年度、国に定期報告書を提出することが義務付けられているが、その定期報告事項には、「DR実施日数の報告」(義務)、「DRの実績値」や「DRの実績に活用した設備」(任意)が含まれる。
2024年度報告(2023年度実績)において、定期報告を行った約14,800社のうち、DRを実施した事業者(指定工場等)は約3,400件であり、その平均DR実施日数は47.7日であった。
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