データで見るエネルギー

「データで見るエネルギー」の連載記事一覧です。

データで見る世界と日本のエネルギー事情(5):

化石燃料を輸入に頼る日本の電気料金は欧米の先進国と比べて約2倍の水準だ。震災後に相次いだ値上げが影響して、電力需要は減り続けている。一方で販売量が伸びているガスの料金は米国の4倍以上も高い。天然ガスの輸入拡大によって電力とガスの両方が安くなる期待は大きい。

【石田雅也 , スマートジャパン】()
データで見る世界と日本のエネルギー事情(4):

火力発電の電源構成が大きく変化して、日本では天然ガスと石炭の輸入量が増える一方、原油は減少傾向が続く。現在は天然ガスの2割、石炭の6割をオーストラリアから輸入している。ただし原油を中東に依存する状況に変わりはなく、天然ガスも世界の埋蔵量の4割以上が中東に集中する。

【石田雅也 , スマートジャパン】()
データで見る世界と日本のエネルギー事情(3):

地球の温暖化に影響を及ぼすCO2の排出量が火力発電で増えている。1990年から2011年に全世界で1.5倍、さらに2035年までに1.2倍の増加が見込まれる。CO2を排出しない原子力発電は特定の国に偏在していて効果は小さい。最大の課題は火力発電の効率で、日本は最高水準を維持している。

【石田雅也 , スマートジャパン】()
データで見る世界と日本のエネルギー事情(2):

先進国を中心に再生可能エネルギーの導入が進んで、全世界の発電量の20%以上に拡大した。そのうち約8割は水力発電だが、風力発電と太陽光発電の伸びも著しい。国別の導入量では、水力と風力で中国がトップ、太陽光ではドイツが最大だ。日本は水力と太陽光で第5位に入っている。

【石田雅也 , スマートジャパン】()
データで見る世界と日本のエネルギー事情(1):

資源エネルギー庁が毎年まとめる「エネルギー白書」には、各国の電源構成から再生可能エネルギーの進展状況、化石燃料の生産量・埋蔵量まで、世界と日本のエネルギーに関するデータが豊富に入っている。主要な5つのテーマに分けて、注目すべきデータを拾っていく。第1回は電源構成である。

【石田雅也 , スマートジャパン】()