さて頭の中の「気になること」をすべて書き出したあとは、それぞれをしかるべきリストへ転記していくことになります。ここでの作業は一見煩雑に見えますが、慣れてしまえば1つの項目につき、10秒程度で済ませることができます。
まずは慣れるために、2、3個について実際にやってみましょう。右の図のようなフローチャートに沿って処理していきます。
Mさんの最初の「気になること」は「後輩におごる」でした。これについて次のような質問をしていきます。
Mさんの最初の「気になること」だった「後輩におごる」を、GTDのフローチャートに沿って処理すると下の図のようになります。結局、「次にとるべきアクション」リストへ転記されることになりました。
またMさんのもう1つの「気になること」は「免許の有効期限を確認する」でした。これは次の図のようになり、「2分以内でできるので今すぐ実行」になりました。
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