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マールボロブランドが消滅 フィリップ モリス インターナショナルCEOに聞く「たばこビジネスの展望」新・たばこビジネス【後編】(4/4 ページ)

» 2021年10月08日 11時37分 公開
[武田信晃ITmedia]
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ビジネスのポートフォリオも変わる可能性

 以上がオルザックCEOへのインタビュー内容だ。

 嗜好品の中でも、たばこやアルコールなど人体に影響を与える製品を販売するビジネスには、困難が付きまとう。マールボロブランドをなくし、紙巻たばこからも撤退し、加熱式たばこで勝負していくという判断は、ユーザーにとってベストな商品を提供しようとするPMIの姿勢の表れだろう。

 一方で、たばこだけではない事業への関与も深めており、将来のPMIのポートフォリオも変わっていく可能性がある。市場は常に変化しており、企業はその変化に対応できなければ存続できない。

 オルザックCEOはPMIがビジネスを続けていくための変化を恐れないリーダーだと感じた。

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