紀伊國屋書店、SaaS活用のポイントサービスを新宿本店で開始

紀伊國屋書店はSaaSを使って独自のポイントサービスを構築し、新宿本店などの店舗で運用を開始した。

» 2009年11月16日 18時36分 公開
[ITmedia]

 紀伊國屋書店は11月16日、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)を活用して独自のポイントサービス「Kinokuniya Point」のシステムを構築し、サービスの運用を開始した。システムの企画や設計、サービスの導入を手掛けたNTTデータが同日に発表した。

 同社は、NTTデータのSaaS型販売促進ソリューション「SmarP」を使って、Kinokuniya Pointのシステムを構築。SmarPの活用により、ポイントの付与・還元サービスに加え、店舗やインターネットを活用したサービス、購買額や来店頻度に応じて電子メールやクーポンを配布するキャンペーンなどを展開していく。

 Kinokuniya Pointは、紀伊國屋書店が11月16日に開始したポイントサービス。新宿本店、新宿南店を皮切りに、12月1日からは北海道地区の5店舗でサービスを開始する。1年間で全国63店舗に同ポイントサービスを導入するほか、2010年にはオンライン書店「紀伊國屋書店BookWeb」でも使えるようにしていく。

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