Google、Android向けGoogle Mapsに共有機能や自転車レイヤーを追加

Android版Googleマップに、友だちとの待ち合わせ場所などをTwitterやメールで簡単に送れる機能、自転車向けルートを表示するレイヤー、Nexus One向けGPSナビのショートカットアイコンが追加された。

» 2010年05月12日 09時39分 公開
[ITmedia]

 米Googleは5月11日(現地時間)、Android搭載端末向けの「Google Maps」をバージョン4.2にアップデートしたと発表した。Android 1.6以上の日本語版を含む現行の各国版が対象だ。

 3月にデスクトップ版で公開した自転車で移動する場合のルートを表示するオプションと、自転車ルート用のレイヤーを追加した。この機能はまだ米国のみで利用でき、日本から米国の地図を表示しても表示されない。自転車レイヤーはデスクトップ版と同様に、自転車専用道が濃い緑で、専用通行帯のある道路が明るい緑で、自転車専用ではないが走行しやすい道路が緑の破線で表示される。

bicycle 検索オプションとして自転車のアイコンが追加された(左)

 また、目的地などの情報をメールやTwitter、Google Buzzなどで共有する機能も追加した。地図上のポインタをタップして表示される吹き出しをタップすると表示される情報一覧に、「この場所のバズを投稿する」「この場所を共有」という項目が追加された。お店の名前と電話番号、住所、WebサイトのURLなどを共有できる。友だちと待ち合わせをする場合などに便利だ。

sharing GmailやFacebookのほか、設定しておけばEvernoteとも共有できる

 さらに、Googleブランド携帯の「Nexus One」でのみ使えるGPSナビゲーションサービス「Google Maps Navigation」のショートカットを追加した。ホーム画面にアイコンを設置すれば、1タップで目的地入力画面を表示できる。

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