誰もが自らデータ分析を行える「セルフサービスBI」。ツールや導入企業の数は増える一方だが、誰もが簡単にデータを分析できるようになると、企業のビジネスや私たちの生活はどうなるのだろうか。
データ分析に「セルフサービスBI」を検討している企業は多いが、業務部門主導でデータ分析を行う文化を作るのは簡単なことではない。そこで「Tableau」でさまざまな成果を上げているリクルートライフスタイルに、導入のポイントやツールの活用方法を聞いてみた。
「セルフサービスBI」をビジネスの現場に浸透させるにはどうすればいいか。「Tableau」の社内展開に成功したリクルートライフスタイルが取った方法は、社内に次々とエバンジェリストを作るというものだった。
ここ1年ほどで企業のデータ活用に大きなトレンドが生まれている。業務部門が自らデータ分析やリポートの作成を行う「セルフサービスBI」だ。このほどITmedia エンタープライズ編集部が「セルフサービスBI」のセミナーを開催。スカパーやリクルートといった企業事例や最新のソリューションが紹介された。
昨今、業務部門が情シスに頼らず、自らデータ分析やリポート作成を行う「セルフサービスBI」が注目されている。あらためて「セルフサービスBI」とは何か、そして導入時に気を付けるポイントは何かを専門家に聞いてみた。
業務部門から「セルフサービスBI」を導入してほしいと言われたときに、これまで使ってきた従来型のBIツールを捨て、セルフサービスBIに切り替えるべきか悩む企業は多いが、“二者択一”の問題ではなく、両者を並立させる使い分けが重要なのだという。
いわゆる人々の活動やモノの動きに関するデータは、以前からビジネスで活用されてきましたが、なぜいま「ビッグデータ」と呼ばれ、これほどまでに注目が集まっているのでしょう。それを理解するヒントとして、ここでその背景を整理してみましょう。
経営層と現場部門では、BIツールに求める要件は異なります。求めるデータが異なると分析手法も変わってきます。今回は、それぞれの特徴について解説します。
さまざまな「情報」を分析し、ビジネスにおける意思決定に活用する「ビジネスインテリジェンス(BI)」をより深く理解するキーワードが、「Data」「Information」「Intelligence」です。どれも日本語では「情報」ですが、3つに分けて考えるとBIの仕組みが見えてきます。
業務改善や経営改革に役立つ知見を得るために業務データを活用するには、BI(Business Intelligence:ビジネスインテリジェンス)アプリケーションでの分析・活用するためにデータを最適化するプロセスが必要です。業務データはどのように最適化されるのか、そのプロセスについて解説します。
業務データを迅速に分析・活用する手法として注目されている「ビジネスインテリジェンス(BI)」は、何をどう知りたいときに使えるのだろうか。BIを活用する業務の場面を交えながら、分かりやすく解説します。
業務データを迅速に分析・活用する手法として注目されているビジネスインテリジェンス(BI:Business Intelligence)について、その歴史を踏まえつつ、活用法を整理してみよう。
リコーがITによる経営・業務革新のための新組織「経営革新本部」を発足し、部門を横断したBIと情報活用の強化を急速に進めている。この背景に、このままでは必要とされなくなるというIT部門の強い危機感があった。
「スカパー!」のカスタマーセンターに、セルフサービス型BIツール「Qlik Sense」が導入。オペレーターを指揮するスーパーバイザーがサービス向上に使う。
日本マイクロソフトがビッグデータ活用の促進に向け、無料のBIソフトとクラウドを組み合わせたサービスを発表した。この分野の新たなビジネスモデルになるかもしれない
KDDIのコンシューマ営業と全国のauショップをつなぎ、販売実績をリアルタイムに共有する「Sales Navigator」。1万を超えるユーザーがモバイル環境からアクセスする仕組みは現場の声から生まれた。
グループ3社の法人顧客データを統合し、同行営業を戦略化するためにインメモリBIプラットフォーム「QlikView」を導入した。
神東塗料がホスト基幹システム刷新にともない、BIツールを導入。データ活用のための基盤を構築し、600種類の帳票のペーパーレス化と業績管理の効率化を実現した。
ビジネスインテリジェンス(BI)ソリューションが世に出て久しいが、まだまだ誰もが活用する状況にはなっていない。IBMでBI事業戦略を手掛けるアリー・マワニ氏が、研究開発段階のBIツールを披露した。
SAPが提供する「SAP Crystal Solutions 2013」では、ビッグデータやモバイルへの対応強化、対応プラットフォームの拡張がなされている。
「コンシューマーでも簡単に使えるBIを」。昨年末に日本法人を設立したTableau Softwareは、幅広いユーザー層に向けたサービス提供を目指す。
BIとは何か。エンタープライズの分野で今また脚光を浴びているBIについて、本特集ではその基本を解説し、具体的な活用についても説明を加えていくことにしたい。