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» 2012年11月06日 23時15分 UPDATE

片岡義明の「こんなアプリと暮らしたい」:聴力テスト機能を搭載、耳に楽な音で聴ける音楽プレーヤーアプリ「SoundBest Music Player」

ヘッドフォンで音楽を聴き続けていると耳が疲れてしまうことがある。今回紹介する「SoundBest Music Player」は、そんな人におすすめのアプリだ。

[片岡義明,ITmedia]

 ヘッドフォンで音楽を聴き続けていると耳が疲れてしまうことがある。今回紹介する「SoundBest Music Player」は、そんな人におすすめのアプリだ。基本的にはイコライザー機能を搭載した音楽プレーヤーだが、内蔵の聴力テスト機能によって個人の聴力特性を診断。その上でユーザーごとにもっとも楽な設定に調整するというユニークな機能を持っている。

 アプリ内の解説によると、聴力テストに用いられるKistenの聴力検査ソリューションは医療機器にも使われているものだという。アプリをインストールして最初に立ち上げると、この聴力テストが始まる。テストはできるだけ静かな場所を選び、イヤフォンを使って行う。準備ができたら検査をスタート。約1分30秒間で終了する。

ts_soundbest001.jpgts_soundbest002.jpgts_soundbest003.jpg まずは静かなところに移動(左)。テスト中はイヤフォンを装着(中)。信号音が聞こえたら「OK」をタップ(右)

 テスト内容は、左側または右側の耳で「ドードードー」という信号音が聞こえるたびに「OK」ボタンを押すというもので、健康診断などで行われる聴力テストと似ている。信号音も健康診断で聞いたことのある音と同じだ。

 テストの結果が終わると周波数特性を表すグラフが表示され、これに基づいてイコライザーが調整される。この調整値でどれくらい音が変わるのかを事前にチェックできる機能もあり、クラシックの音楽を聴きながらスイッチのオン/オフで効果を確かめられる。確認後、セッティングを保存すればリストの一覧に加わり、音楽を再生するときに選択すれば、その設定で音楽を聴ける仕組みだ。

ts_soundbest004.jpgts_soundbest005.jpgts_soundbest006.jpg 左右の聴力水準が分かる(左)。個人の聴力特性に合わせて最適化(中)。登録する前に音楽を聴きながら効果を確認できる(右)

 聴力テストに基づいて作成された設定ファイルのほか、「Rock」「Jazz」「Pop」など11種類のプリセットも収録されているので、聴力テストを行わなくてもさまざまな音を楽しめる。筆者の場合はプリセットではどれを選んでもいまひとつしっくり来なかったが、聴力テストで作成された設定で聴くと途端に聴きやすくなった。まるでベールを一枚はいだようにクリアで聴き疲れしにくい音になるから不思議だ。

 再生中もイコライザーリストを呼び出して他の設定に変えることが可能で、リスト上で「Create」ボタンをタップすれば新たに聴力テストを行える。何回かテストしてみたが、テストするごとにけっこう違う結果となるので、聴いていて違和感を感じたらすぐにテストをやり直して新たな設定を追加するといいだろう。

 再生機能は、すべての曲をランダムに再生するモードと、フォルダ別に整理された中から再生する曲を選べるモードと2つある。アルバムアートの表示も可能で、有料版にはプレイリストの作成機能もある。

ts_soundbest008.jpgts_soundbest009.jpgts_soundbest011.jpg シャッフル再生が可能(左)。フォルダごとの再生リスト(中)。有料版はホーム画面にウィジェットを追加できる(右)

 プレーヤーとしての機能はシンプルだが、自分の耳に合わせて聴きやすい音に調整してくれる機能は秀逸で、これに慣れるとほかのプレーヤーは使いたくなくなるほどだ。無料版のほうでも聴力テストに基づいて音を調整する機能は同じなので、ぜひ一度試してみてほしい。

 対応OSは、Android2.3.3以上。有料版は230円だ。有料版ではウィジェットに登録することが可能になり、ホーム画面からすぐに再生可能になるので、ウィジェットを使いたい人にはこちらをオススメしよう。

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