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» 2014年02月14日 00時46分 UPDATE

ユーザー大賞は“ももクロ”:DEGジャパンのブルーレイ大賞、グランプリは2年連続で3D作品に

DEGジャパンが「第6回DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」の授賞式を開催した。グランプリに輝いたのは、昨年の「ヒューゴの不思議な冒険」に続き、Blu-ray 3D作品だった。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン(以下、DEGジャパン)は2月13日、に発売されたBlu-ray Discソフトの中で、その特長を生かした作品を表彰する「第6回DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」の授賞式を開催した。グランプリに輝いたのは、昨年の「ヒューゴの不思議な冒険」に続き、Blu-ray 3D作品だった。

 DEGジャパンは、映像機器メーカーや映像ソフトメーカーなど38社が加盟するデジタルコンテンツの普及促進団体。「ブルーレイ大賞」は、BDの普及活動の一環として始められたもので、過去1年間に発売されたBlu-ray Discタイトルの中から、高画質、高音質、インタラクティブ性といった“BDならでは”の特長を生かした作品を表彰するアワードだ。

ts_deg03.jpgts_deg04.jpg Blu-ray Discの魅力を伝える“アンバサダー”には、竹中直人さんと吉本実優さんが就任

 6回目となる今回は、テレビアニメやオリジナルアニメのBDが人気を博している状況を踏まえ、「ベスト高画質賞」の「アニメ部門」において、従来の「洋画」「邦画」のほか、「TV・その他」というカテゴリーを新設した。またBlu-ray Discの魅力を伝える“アンバサダー”には、昨年からの竹中直人さんに加え、女優の吉本実優さんが新たに就任。授賞式に出席した吉本さんは、「BDにはたくさん感動させてもらっているので、アンバサダーに就任できてうれしい。私のような若い方にもBDの魅力を伝えていきたい」とあいさつした。

賞/部門 受賞作品 発売元
ベスト高画質賞・アニメ部門(洋画) クルードさんちのはじめての冒険 2枚組ブルーレイ&DVD 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
ベスト高画質賞・アニメ部門(邦画) 009 RE:CYBORG バップ
ベスト高画質賞・アニメ部門(TV・その他) スノーマンとスノードッグ NHKエンタープライズ
ベスト高画質賞・映画部門(洋画) 「ザ・マスター Blu-ray」 東宝
ベスト高画質賞・映画部門(邦画) 「許されざる者」 ワーナー エンターテイメント ジャパン
ベスト高画質賞・TVドラマ部門 初回限定生産 ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 ブルーレイ コンプリート・ボックス ワーナー エンターテイメント ジャパン
ベスト高画質賞・企画映像部門 NHKスペシャル 世界初撮影!深海の超巨大イカ NHKエンタープライズ
ベスト高音質賞・音楽部門(クラシック) アントン・ブルックナー:交響曲第4.7.8番 ケント・ナガノ指揮・バイエルン国立管弦楽 キングインターナショナル
ベスト高音質賞・音楽部門(ポップス他) Before Meteor FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack(映像付きサントラ/Blu-ray Disc Music) スクウェア・エニックス
ベスト高音質賞・映像部門 007/スカイフォール 2枚組ブルーレイ&DVD 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
ベストレストア/名作リバイバル賞 シンドラーのリスト 制作20周年アニバーサリー・エディション NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社
ベストインタラクティビティ賞 プロメテウス 4枚組コレクターズ・エディション 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
ベストBlu-ray 3D賞 ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 4枚組コレクターズ・エディション(特製ブックレット付) 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
ユーザー大賞 ももクロ 秋の二大祭り「男祭り+女祭り2012」 キングレコード
審査員特別賞 モンスターズ・ユニバーシティ MovieNEX ウォルト・ディズニー・ジャパン
グランプリ ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 4枚組コレクターズ・エディション(特製ブックレット付) 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
ts_deg02.jpg グランプリを発表する審査委員長の麻倉怜士氏

 グランプリに輝いたのは、「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 4枚組コレクターズ・エディション(特製ブックレット付)」。去年の「ヒューゴの不思議な冒険」に続き、Blu-ray 3D作品が2年連続してグランプリを獲得した。審査委員長の麻倉怜士氏は、「フレームを飛び越えるような3D効果は革新的。高画質賞をとってもおかしくない画質で、ストーリーも面白い。さらに『特製ブックレット』が付属するなど、パッケージにもこだわりがある。トータルな意味で2013年を代表するナンバーワンソフト」と評価した。

 ただし、家庭用3Dテレビが盛り上がりに欠けている現状では、Blu-ray 3Dのユーザーもなかなか広がらない。このためグランプリ受賞者の20世紀フォックスが、同席した家電メーカー関係者に向けて「もっと3Dテレビを盛り上げてほしい」と要望する場面もあった。さらには「現在、Blu-ray 3Dはレンタルしていないが、レンタルショップにBlu-ray 3Dを並べることを提案したい」(同社)と新たな展開を期待させるコメントも。もちろん、「レンタルで気に入ったらパッケージを購入してください」と付け加えることも忘れなかった。

 総評で麻倉氏は、3D作品の現状に触れ、「劇場用映画では、良い形で3D作品が作られている。物語に合った3D効果、3Dあっての物語という境地に至った」と解説。「2年連続の受賞は、示唆するところが大きいと思う」(同氏)とした。

ts_deg01.jpg 授賞式後の集合写真

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