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パナソニック、初のUSB-DAC搭載機「SC-PMX100」などミニコンポ3機種を発表ハイレゾ対応

» 2015年04月08日 16時45分 公開
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 パナソニックは4月8日、ハイレゾ対応モデルを含むミニコンポ3機種を発表した。いずれも5月22日に発売する予定で、価格はオープン。店頭ではハイレゾ対応の上位機「SC-PMX100」が7万円前後、ハイレゾ対応のミドルレンジモデル「SC-PMX70」が4万円前後、ハイレゾ非対応のエントリーモデル「SC-PM250」は1万7000円前後(税別)になる見込みだ。

 「SC-PMX100」は、同社のミニコンポとして初めてUSB-DAC機能を搭載したモデル。PCとUSBケーブル(別売)で接続すれば、最大192kHz/24bitのWAVやFLACを再生できる。またDLNAによるネットワークオーディオプレイヤー機能、およびUSBメモリー再生でも最大192kHz/24bitまでのハイレゾ再生が可能だ。ほかにもAirPlay、FM/AMラジオ、CDドライブなど多彩な音楽ソースを活用できる。

 一方の「SC-PMX70」は、USB-DACやネットワークオーディオ機能を省き、USBメモリーから手軽にハイレゾ音源を再生できるシンプルモデルだ。CDドライブ、FM/AMチューナー、Bluetooth/NFCを内蔵している。Bluetooth(A2DP)接続時のコーデックはSBC/AAC。

写真左より、USB-DACを初搭載した「SC-PMX100」、「SC-PMX70」

機能 SC-PMX100 SC-PMX70
USB-DAC 対応 -
DLNA 対応 -
AirPlay 対応 -
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n -
Bluetooth Bluetooth Ver 2.1+EDR Bluetooth Ver 2.1+EDR
対応プロファイル A2DP、ACRCP A2DP、ACRCP
NFC 対応 対応
パナソニックスマートアプリ 対応 対応
※SC-PMX100のUSB-DACは最大192kHz/24bit対応。PCとの接続には別売のUSBケーブルが必要

 アンプ部は低ノイズ/低ひずみの「LincsD-Amp III」を採用。最大120ワットと2機種とも共通だが、SC-PMX100のみ小音量時でも高音質を実現した「VGDA(可変ゲインデジタルアンプ)」に対応している。

「LincsD-Amp III」

 スピーカーは3Wayバスレフ型で、SC-PMX100では14センチコーン型の竹プラントオパールウーファー、1.9センチシルクドームツイーター、1.2センチピエゾ型ツィーターを採用している。同70は、基本仕様は同じだが、ウーファーが竹炭PPに、スーパーツイーターが1.5センチとなっている点が異なる。

写真左より、「SC-PMX100」、「SC-PMX70」の背面に配置されたねじタイプのスピーカー端子

  本体サイズは、両モデルとも211(幅)×267(奥行き)×114(高さ)ミリ。重量はSC-PMX100が約3キログラム、同70が約2.8キログラム。

 スピーカーサイズはほぼ共通で、SC-PMX100が、161(幅)×264(奥行き)×238(高さ)ミリ、SC-PMX70は奥行きのみ262ミリとなる。1本あたりの重量は、SC-PMX100が約3キロ、同70が約2.6キロ。

 エントリーモデルの「SC-PM250」はハイレゾ再生をサポートしていない。CD再生、ラジオ(AM/FM)、Bluetoothによるワイヤレス再生に対応したコンパクトモデルだ。

SC-PM250

 本体サイズは184(幅)×228(奥行き)×123(高さ)ミリ。スピーカーは1本あたり139(幅)×136(奥行き)×224(高さ)ミリ。重量はスピーカー込みで約3.7キロとなっている。リモコン、リモコン用乾電池(単三形×1本)、FM簡易型アンテナ、AMループアンテナ、電源コードが付属する。

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