ITmedia NEWS >

ソニー、Android TVを採用したブラビア新ラインアップを発表HDR対応も予告(2/2 ページ)

» 2015年05月13日 14時56分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]
前のページへ 1|2       

4K対応上位モデル(X9400/X9300シリーズ)

 両サイドに大きなスピーカーを搭載した「9200Bシリーズ」の後継モデル。75V型と65V/55V型の型番が異なるのは、75V型のみ直下型のLEDバックライトを採用しているためだ(X9300は部分駆動対応のエッジ型)。なお、LEDバックライトの分割数は非公開となっている。また75V型の「X9400」は画面内の明るい部分に通常の約3倍という電流を集めて輝度を向上させる「X-tended Dynamic Range PRO」(XDR PRO)を搭載しているが、X9300シリーズは約2倍の「X-tended Dynamic Range」といった違いもある。

「KJ-75X9400C」

 基本デザインは従来機を継承しているが、細かい部分にアップデートがある。例えばパネル表面はガラス貼り合わせ(従来はフィルム)となり、見た目の良さと強度アップを実現。横から見ると“くさび形”だった“ウェッジデザイン”も三角形を下半分だけにしてスタイリッシュさを増した。スタンドはコンパクト化。鍛造素材を使用して強度アップを図った。

三角形を下半分だけにしてスタイリッシュさを増した
型番 KJ-75X9400C KJ-65X9300C KJ-55X9300C
画面サイズ 75V型 65V型 55V型
バックライト 直下型LED エッジ型LED
CS124/128度チューナー 内蔵
XDR XDR PRO XDR
Android TV
実売想定価格 100万円前後 60万円前後 42万円前後
発売日 6月20日

4K対応ミドルレンジ(X8500シリーズ)

 アンダースピーカータイプの省スペース4Kテレビ。狭額縁かつ段差のないフレーム(ステップレス)を使ったシンプルなデザインで、映像に対する没入感をアップしたという。サイドにはヘアライン加工を施した。また同時リリースのサウンドバーとの相性を考慮し、画面の高さを従来より5ミリほど上げている。

「KJ-55X8500C」と「HT-CT780」の組みあわせ

型番 KJ-65X8500C KJ-55X8500C KJ-49X8500C KJ-40X8500C
画面サイズ 65V型 55V型 49V型 40V型
バックライト エッジ型LED
CS124/128度チューナー 内蔵
XDR なし
Android TV
実売想定価格 50万円前後 32万円前後 26万円前後 21万円前後
発売日 6月20日

2K対応上位モデル(W870シリーズ)

 Android TVを採用したハイスペックのフルHDモデル。上記「X8500C」のデザインを踏襲しており、サウンドバーとの相性は良好。異なるのはトップ部分にヘアライン加工が施されていることだ。

 画質面では、2Kながら「トリルミナスディスプレイ」や倍速駆動、映像エンジン「X-Reality PRO」などを採用している。動画再生などのネット機能も充実。2Kのプレミアムモデルに位置づけられる。

「KJ-43W850C」と「HT-CT380」

型番 KJ-50W870C KJ-43W870C
画面サイズ 50V型 43V型
Android TV
実売想定価格 20万円前後 15万円前後
発売日 6月20日

2K対応スタンダードモデル(W700Cシリーズ)

 「W600B/W700B」後継となるスリムデザインのスタンダードモデル。Android TVは搭載せず、従来と同じプラットフォームを継続採用した。

「KJ-40W700C」と台座型シアターシステム「HT-XT100」

型番 KJ-48W700C KJ-40W700C KJ-32W700C
画面サイズ 48V型 40V型 32V型
実売想定価格 12万5000円前後 8万5000円前後 7万5000円前後
発売日 6月13日 5月23日 6月13日
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.