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» 2015年09月17日 15時46分 UPDATE

予約機能付き:火や水を使わない電気無水鍋、シャープ「ヘルシオ ホットクック」

シャープは水や火を使わず食材の水分を活用して調理する電気無水鍋「ヘルシオ ホットクック」を発表した。食材本来のうまみを味わえるという。

[村上万純,ITmedia]

 シャープは9月17日、水や火を使わず調理できる電気無水鍋「ヘルシオ ホットクック」(KN-HT99A-R)を発表した。価格はオープンで、実売想定価格は6万円(税別)。11月5日に発売する。「日本人は和食が好きだが、煮る調理はなかなか難しい」(同社)という理由から、誰でも簡単に“煮る”調理ができることを目指したヘルシオの新モデルだ。

photo シャープの電気無水鍋「ヘルシオ ホットクック」。「ホット」「クック」に手間いらずで調理できる「ほっとく」と掛けるという関西のノリを発揮

 水を使わずに食材が含む水分を活用することで、ビタミンCや葉酸など抗酸化作用のある栄養素やミネラルを多く残し、食材本来のうまみを味わえるのが特徴だ。ふたの内側にある円すいの突起の「旨みドリップ加工」が食材から出た蒸気を水滴にして鍋の中を循環させ、うまみを生かした調理ができる。同社によると、通常の鍋と比べて、大根のビタミンCは約1.5倍、ほうれん草の葉酸は約1.8倍、ミネラル(マグネシウム)は約1.6倍多く残るという。

photo ふたの内側にある円すいの突起の「旨みドリップ加工」
photo 野菜のうまみを閉じ込める
photo カレー、タコと里芋の煮物、根菜サラダを試食。カレーはうまみが凝縮され、タマネギや鶏肉も柔らかい仕上がりに。調理時間はカレー4人前で約60分
photo 4人分のカレー
photo 野菜は220グラム×4人分の880グラム。トロトロに煮えている

 負荷センサーを内蔵するかき混ぜ器具の「まぜ技ユニット」と、温度センサー、蒸気センサーを搭載し、かき混ぜ具合や火加減を自動で調整する。100種あるメニューのうち、85種のレシピが全自動調理に対応。無水調理のレシピが半分を占めるという。味のしみこみ加減が難しい煮込み料理や、焦げないないようにこまめにかき混ぜないといけないカレーやシチューも簡単に作れる。「あたため直し」もワンタッチでできる。

photo 負荷センサー、温度センサー、蒸気センサーを搭載し、かき混ぜ具合と火加減を自動で調整する
photo 難しい調理も自動なので安心だ
photo 6カテゴリー全100種のメニューを用意。うち85種は全自動のレシピだ。手動の15種は調理時間を調整できる

 仕事帰りに料理をする時間がないという人は、設定時間に合わせて調理してくれる「食べごろ予約調理」が便利だ。最大予約調理時間は12時間。朝食の準備と合わせて夕食の仕込みをしておけば、帰宅後に出来たての料理を食べられる。最初に火を通して食品が腐敗しにくい温度帯で保存するため、衛生面も問題ないという。

photo 設定時間に合わせて調理してくれる「食べごろ予約調理」

 定格消費電力は600ワット。担当者は「電気代が高くなりそうと思うかもしれないが、通常のガス調理と比べ半分の料金で済む」と話す。定格容量は1.6リットル。本体サイズは364(幅)×280(奥行き)×224(高さ)ミリ、重量は約5.2キロ。電源ケーブルの長さは約1.8メートル。蒸し板、保存専用ふた、メニュー集、メニューガイド(早見表)、取り扱い説明書が付属する。

photo おせち料理などの難しいレシピも簡単に作れる

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